花冠 2010年6月
       

言葉言葉言葉:猫頭のノート 花冠

       

自在に生きる

自分の思いどおりになること―
これが「自由」なのだ。

森博嗣さんの小説ですが、今まで読んだことがありませんでした。
このところいろいろよんでいます、森博嗣さんの小説から気になる台詞を切り取った本があるようだったが、そっちも読んでみたい・・
上の台詞は、 自由をつくる自在に生きる (集英社新書 520C)から。 ・・・

「 思いどおりの人生の作り方とは?
歳をとっても遅くはない、若くても早過ぎない、混迷の時代を生き抜くために。
自由とは何だろうか。それは、単に義務がない状態のことではない。何でもしてよいと放り出された状況のことでもない。
自分の思いどおりになること──これが「自由」なのだ。当たり前に思えるかもしれないが、このことの深い意味を知る人は少ない。しかし、これに気づくことが、よりよい人生を生きるポイントなのである。
真の意味での自由を知り、自在に生きる。その秘訣について、人気作家がわかりやすく論じる。」
自在に生きる・・・・
う〜〜ん・・・・

どういうことだろう・・・

それはさておき、 以下は、1996年の作品ですが、処女作「すべてがFになる」から・・・
「現実」の定義はともかく、「自在に生きる」というのが、それは何より私にとっても あらまほしい・・・のだった

先生・・・・現実ってなんでしょうか?
現実とは何か、と考える瞬間にだけ、
人間の思考に現れる幻想だ。
普段はそんなものは存在しない
でも、現実と夢とは明らかに違うでしょう?
他人の干渉を受ける、あるいは他人と共有している、という意味で、
現実はやや自己から独立したものとして自覚されているね・・・
でも他人に干渉を受けない、あるいは他人と共有しない現実も、
一部分だが努力すれば構築することが出来るだろう?
たとえば、未来には、必ず個人の現実はそういった方向に向かうはずだ。
だから・・・、現実は限りなく夢に近づくだろう
そう、ほとんどの人は、なぜだか知らないけど、他人の干渉を受けたがっている。
でもそれは、突き詰めれば、自分の満足のためなんだ。
他人からほめられないと満足できない人って多いだろう?

でも、・・・・、そういった他人の干渉だって、作り出すことが出来る。 ・・


このコンテンツは詩語、言葉の花集めです。。しかし・・散文的なあまりに散文的な、言葉しか浮かばない・・となったら・・
それはなんであるのか・・

神はどこへ行った こんな真っ昼間

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(花=アントスを集める〜⇒アンソロジー)


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