引用の華

色の漢字:白

象形。ハク・ビャク。しろ・しら・しろ(い)・もう(す)。
白骨化した頭骸骨の形
柬は東(袋の形)の中にものがある形。
偉大な指導者や打ち取った敵の首長の頭はドクロ(されこうべ)として保存した。
すぐれた首長の頭骨には、すぐれた呪霊(霊の力)があると信じられていたからである。それでそのような首長はと呼ばれた、「もうす」の意味にも用いる。


ハク・ハ、 かしら・あに
周代の兄弟の順序は、伯・仲・叙・季といった。
伯仲:長兄とその次の兄。また、優劣の差がないこと。

白川静 「常用字解p515



白は両手を拍(う)つときの音を、擬声的に写したものである。
音符に「白」のある漢字…拍、泊、迫、舶…

両手を相接することを迫という。
「説文 二下」に「近づくなり」とあり、 「せまる、ちかづく」の意味に用い、
迫真・ 急迫・ 緊迫・ 切迫のように、「さしせまる」の意味に用いる。 また迫害・脅迫のように、強い力でせまる意味に用いる。 白川静 「常用字解p516


WEB 検索
http://12kai.virtualave.net/199903b.html
大抵の人は、まず自分の名前はどうかと思われるでしょう。

字の印象は気になるものです。私ならば、白という字はどうか。
これは髑髏、されこうべです。甲骨の中に人頭刻字というのがあって、これに字を刻り、
美しい朱が入れてある。多分、敵方の英雄・勇者といわれた者の頭骨が、
そのすぐれた呪力のゆえに、鄭重に保存されているのでしょう。 いわゆる伯(は)者です。
(「文字遊心」白川静 p460)


Next:光と色の形容詞 黒(黒も白も同様に絶対性を象徴する

HOME迷宮INDEX


lastModified: 2005年 9月28日(水) lastModified: 2008年