2004/12/10アドベントカレンダー

2003年「女神」



昨年の今日は、猫神殿の話でしたが、
こんな本がありました。
猫たちの神話と伝説
青土社 ;2000/10刊
目次

女神の猫―エジプシャン・マウ
介護の猫―ロシアン・ブルー
笑う猫―ブリティッシュ・ショートヘア
家猫―全種
尾のない猫―マンクス
亡霊の猫―アビシニアン
旅する猫―シャム
文学の猫―ブリティッシュ・ショートヘア
アライグマの血を引く猫―メイン・クーン〔ほか〕



2チャンネルで 面白い話をしてました……
http://in-out.upper.jp/archives/2004/10/post_191.php


136 :天之御名無主 :02/07/05 1
犬の考え
「この家の人たちは家もくれたし食料もくれる。
この家の人はきっと神様に違いない」

猫の考え
「この家の人たちは家もくれたし食料もくれる。
私はきっとは神様に違いない」


なるほど〜(^◇^)/


古代エジプトの猫崇拝については 別にこちらで調べている途中です
ヘロドトスは、「歴史」で
「火事が起こったとき、炎を消すよりもネコのことを考え、
ネコが自然死した家にすんでいる人々は眉毛をそる」

なのに、
152 :天之御名無主 :03/04/01
アケメネス朝ペルシア帝国がエジプトを攻めたときの事:

当初はペルシア側の圧倒的優勢かと思われたが、
エジプト軍は各地で善戦し、戦況は膠着状態であった。
業を煮やしたペルシアの将軍は、次のように命じた。
「大量の猫を捕らえて来い。そして各兵とも一匹ずつ持ち、
そいつに刃物を突きつけたまま行軍せよ」

その光景に驚いたエジプトの兵は次々投降し、
とうとうペルシアに占領されてしまいましたとさ。



どひゃ〜〜
それはね〜〜(*'へ'*)



2チャンネルのお話の黒猫のところをちょっとまとめる……
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/min/997631757/

中世には(特に黒猫は)魔女の使いとして迫害された

中世の魔女狩り、それに付随する猫の受難の背景には、
当時ヨーロッパ全土を襲ったペスト(黒死病)に対して、
教会が何の対策も打ち出すことも出来ず、
またそれ以前からの度重なる十字軍遠征による国力低下、
民衆の疲弊感や不満感、恐怖感が一斉に教会に向けられることを避ける為に、
その矛先をそらす為のスケープゴートとして、
魔女や猫たちが悪者扱いされたのだと思います。

中世に猫を捕獲しまくったら鼠が大量発生してペストが
よけい広まりそうなイメージがありやす。

ヨーロッパにペストを持ち込んだのは、十字軍の船に乗ったクマネズミ。
人間と身近に暮らしたものですから、
その蚤を介してまたたくまに人間に感染して しまったのです。
そしてそのクマネズミを撃退したのは、
人間に接近しないで生きるドブネズミですから、
蚤を介して人間に伝染する心配はありませんでし
た。
ペストを下火にさせた陰の功労者と言われています。
当時の人々は、ペストに対しては全くの無知状態でした。
予防法といっても、
神に許しを乞うとか悪魔祓いをするとかの認識で、
一生懸命に猫を異端審問にかけたのだと思います。(爆)


キリスト教が、「ネコが神(もしくは神の使い)」というのが、
キリスト教の教えに反するとして、
魔力(?)を最も持つとされていた黒猫を迫害した。

・・・・という話を聞いたことがあります。


ヨーロッパの船乗りには、
黒猫は船にのせるものじゃないって迷信があったそうな。
タイタニック号は黒猫のせてたというハナシ聞いたことがある。
でも他にもエジプトのミイラとか色々いわくつきのものが乗ってたというのも
聞くから、あとからのこじ付けかもナ。<タイタニック

魔女は「大地の女神」として
信仰の対象だったのだから、宗教と言えますね。
黒猫が魔女の化身というのは、
特にドイツの伝説です。


Kait=Sith(ケットシー)について

ケットシーは基本的に黒猫です。
ただ、普通の猫より大きいです(犬くらいの大きさらしい)。
胸に一つ白いブチがあるのも見分けるポイント。
彼らは人間の言葉を話せ、二本足で歩くことができます。
急に脅かしたりすると立ち上がって逃げるそうです。
また、耳をほんの少し切ると"You rude busterd!(無礼者!)"と怒るそうな。
そんなことかわいそうでできませんけどね…w(復讐されちゃうし)

ドイツのワインに黒猫の絵が描かれているのあるじゃないですか。

あれって、黒猫には不思議な力があって、
幸運を招くという民間伝承がケルトのあたりにあった
からだそうですね。



ドイツでは黒猫が朝行く手を遮ったり,
両足の間を走り抜けたりすると不幸のある予兆とされ,
猫を殺そうものならば必ずや不幸になると信じられていました。
反して猫に良い行いをすれば幸運が訪れる
とされています。
これは世界中で似たような伝承があるので興味深いですね。

亦,猫がまだ貴重だった
中世では鼠等の害獣を捕獲する益獣として珍重され,
財産目録にさえ記されたといいます。

特に毒等を撒く事の出来ない粉引きを生業にする人々には
とても大切にされたそうです。


ところが、キリスト教はそういう民間伝承を異端として迫害したため、
黒猫は悪魔の使い、という話ができたそうで


ここでシンボル事典から 
黒猫の抽象概念の探索をしたいです(後ほど〜)
ちなみに 「抽」の意味は〜〜?

ちゅうしょう【抽象】
〔abstraction〕事物や表象を、ある性質・共通性・本質に着目し、
それを抽(ひ)き出して把握すること。
その際、他の不要な性質を排除する作用(=捨象)をも伴うので、
抽象と捨象とは同一作用の二側面を形づくる。
⇔具象(ぐしよう)
⇔具体
(大辞林)


WEB検索

http://nora-c.cool.ne.jp/nora/neko4-5.shtml
ノラの猫屋敷

猫神、猫妖精、猫妖怪、猫悪魔……のまとめのあるページ
スタンドの話も……(ジョジョの奇妙な冒険 荒木)

http://in-out.upper.jp/archives/2004/10/post_191.php
こちらもいろいろ インド神話他の猫

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