byM_猫頭's アドヴェント20121223

諸橋さんの大漢和辞典の鬼の部を引くと不思議に鬼の名と星の名が多い。 (以下10字IMEパッド部首で出てこない字)━みんなの名である。どんな鬼か知らない。○ (8字とも出てこない字)━みんな星の名である。どんな星か知らない。 鬼の名も、星の名も麻雀の牌のようにかきまぜると判らなくなる。 どれが鬼の名で、どれが星の名か、撰りわけることは難しい。 所詮、鬼と星とは同族なのであろう。 一つは天上を窺って星になり、 一つは地上にひそんで鬼となったのである。 だから一年中で最も夜気の澄み渡る十一月になると、界を異にした二つの鬼たちが互いに呼び合う声が聞える。そののきしみが聞える。

井上 靖「十一月」


こんな詩を読みました。
いや、これが詩なのか(笑)
IMEパッドの部首にあるのは20字、残りは
魁(さきがけ)
魄(たましい)

魑魅魍魎
魈(すだま)






魘(うなさ・れる)


里みちこさんの詩語りもかなり遊んでますが・・
http://smilenobori.my.coocan.jp/sato/07.11.htm

別に、多田智満子さん(Wikipedia)の「魂の形について」なんてのも、面白いですね・・・
心というのは、西洋人にはハート型であるが 日本人には丸く、中国人には四角(方形)であると中西進さんがいう。どうなんでしょう・・


クリスマスまであと1日

2012年12月23日(日)
23

LastModified: 2012年

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