byM_猫頭's アドヴェント2013

アドヴェントカレンダー2013年-19

2013年12月19日(火)

今日は12月19日の木曜日。・・今日のクリスマスの植物は・・・・「聖母の花」を。名前にマリアが入る、マリーゴールド
マリーゴールド 英名: marigolds、学名:Tagetes
学名のタゲテスはエトルリア人に占術を伝授した神話の人物ターゲス(Tages)に由来するという(Wikipedia)
「メアリー·ローズ」(マリアの薔薇・ヒナギクの異称)、マリアアザミ(マリアのアザミ)、 ローズマリー(ロズマリン「海のしずく」がマリーに)

マリアの花


マリーゴールド

Urbana Illinois park 20070928 img 2120-crop「聖母マリアの祭日に咲いていたため「マリア様の黄金の花」とも呼ばれている。」byWikipedia


Ofrenda2 2008-11-1
特にメキシコにおいて盛大な祝祭が行われる「死者の日」に大量に飾られる

ヒナギク

Bellis perennis Sturm9

マリーゴールドは、名前からは「マリアの花」というわけだが、キリスト教の記号とシンボルの本『西洋シンボル事典』では特に名を挙げられていない。
過去のページ(2006)で、「聖母マリアの花のアトリビュート」を復習すれば、キク科の花としては、[ヒナギク]であるが、これもこの事典にはない。

ヒナギク(雛菊、学名:Bellis perennis)英名 Daisy、中世時代には、一般に、「メアリー·ローズ」(アリアの薔薇)と呼ばれていた(シェイクスピア)


マリアアザミ(マリアのアザミ)

マリアアザミ、学名:Silybum marianum、キク科、別名:オオアザミ、英名:ミルクシスル (Milk thistle)

葉に白いまだら模様があるのが特徴。模様はミルクがこぼれたように見えるために、ミルクを聖母マリアに由来するものとしてマリアアザミの名がある。(byWikipedia)


ローズマリー

Rosmarinus officinalis - Köhler–s Medizinal-Pflanzen-258

 ローズマリー(ロズマリン「海のしずく」がマリーに)
学名 Rosmarinus officinalis L.
英名:rosemary、和名:マンネンロウ

最後に、事典の項目・・「花 Blume」を。

世俗の花

聖書によれば、世俗の美と愛らしさのシンボルである花は、受け身の原理受容の態度の普遍的な記号として、天の恵みと活力を指している。

ホアン・デ・ラ・クルスは(その詩集で)、花を魂の美徳の比喩、花束を精神の完全無欠さの記号として理解した(『西洋シンボル事典』p247)

花は幼年期の状態を(いわば天国を)思い出させる。
そのもろさによって、「被造物一般に特有の」移り気とはかなさのシンボルである場合もある 


 

LastModified: 2013年

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