草はなすべきことがあんまりない―
単純な緑のひろがり―
ただ蝶の卵を孵し
蜜蜂をもてなすだけ
そしてそよ風が運んでくる
美しい調べに一日じゅう揺れ―
日光をひざに抱きかかえ
みんなにお辞儀をし―
そして一晩じゅう、真珠のような、露に糸を通し―
美しく着飾るものだから
侯爵夫人も平凡すぎる
その装いの前では―
そして死ぬ時も―神聖な
においにつつまれて去る―
眠りについた、野生の香料―
或いはケれていく、甘松(かんしょう)のように
それから、堂々たる納屋に住み―
毎日を夢のうちに過ごすだけ、
草はなすべきことがあんまりない
わたしは乾草になれたらいいのに―
亀井俊介訳(岩波文庫1998)
今年は、大学院で現代生物学を受講している・・・・
『面白くて眠れなくなる生物学』という本に、
ザリガニにも勝負に負けたあと鬱状態があって それが三日続く・・
「負け忘れ時間三日」という話に笑った・・・
面白うて眠れなくなるかどうかはともかく・・
この本は分野が「進化生物学」で
それは「遺伝的利益の最大化」という原理が、行動・生態だけでなく生物が示す全ての現象を貫くという仮説を取るもののようだが、
赤の女王仮説もでていた
それは「生物は、今の状態にとどまっていることができない」こととあるが、
アリスのその個所は、
「同じ場所にいるためには走っていなければならない」・・という表現じゃなかったっけ?
なんということだ・・(笑)
勉強の方、まずは、
生物はいかにしてエネルギーを獲得しているか・・、ということからであった。
葉緑素をもつ植物に深甚感謝!?・・・・
この機会にアリスの展示を一旦ひっこめてやり直したい(テラコッタ作り直し)
ここで、『アリス・イン・ワンダーランド』(2010)から・・
映画についても、角川のMovieWakerにならって、好きなもの、自分にとって価値のあるものの話をすべきだろうが、好きでないのかもしれないという気になる、ジョニー・ディップである。帽子フェチなのは私と一緒・・
『ギルバート・グレイプ』はよかったけれど、この頃のはちょっとどうなんだろう、とかいいつつ、見せられている感じがする・・。
「アリス2(Alice In Wonderland: Through the Looking Glass)」は2016年5月に公開とのこと。・・
http://johnny-fan.com/
今年は『ローン・レンジャー』(2013)『Dr.パルナサスの鏡』(2009)をみました。『トランセンデンス』も一応見るつもり
アメリカではクリスマス公開の、『イントゥ・ザ・ウッズ』、「赤ずきん」が森の中で遭遇するオオカミ役を演じるそうだ。
(「ハリウッドきってのカメレオン俳優」http://www.cinemacafe.net/article/2014/11/28/27654.html)と言われるが、それは、顔を白塗りするから??
ちなみに、ブラッド・ピットもわけわからない・・。一応見るんだけれど・・。安心なのは、トム・クルーズ!(笑)
この映画はどうやらメリル・ストリープの映画のようです・クリス・パインも出ているようですね
ちなみに、「ディズニーの実写化ラッシュ」:
2014.07.03 マレフィセント
2014.11.01 美女と野獣
すべて劇場で見ましたが、次いで、
2015.03.13 シンデレラ
2015.07.17 ピーターパン・・だそう。