Advent

Cats…




Day and Night Songs

Four ducks on pond,
A grass bank beyond,
A blue sky of spring,
White clouds on the wing;
What a little thing
To remember for years―
To remember with tears!

(A Memory by William Allingham 1824-1889)

12月4日(木)

  • 11.30.2014 - first advent sunday

advent 2014

colour:Blue


ミッドナイトブルー(midnight blue)「真夜中の青」

時間の経過というものをまざまざと現前させる映画芸術!
リチャード・リンクレイター監督の最新作で、4人の俳優が12年にわたりひとつの家族を 演じ続けた画期的なドラマ
「6才のボクが、大人になるまで。」(原題:BOYHOOD)・・今公開されているが見るの楽しみな映画・・
これはあの、『恋人までの距離〈ディスタンス〉』のリチャード・リンクレイター監督であの3作の手法を一作でやったわけね・
時間の経過が、一目了然・・ 12年の変化が目の当たりに見えてしまうという、そのインパクト!ときたら。
以下ブログより再掲
Before Sunrise『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』(95)から実際でも9年たった2作目、
Before Sunset『ビフォア・サンセット』(04)だったが、 あの、実際の前作からの時間の経過というモノが、
すごく残酷な、現実感を感じさせた 非常に文学的な(対話の)作品で、
それをいえば、イーサン・ホークは 『いまを生きる』(89)が出世作だった。
前作は凄くやせて眉間に深いしわが見えた(その9年で作家になっていた)
もし神が存在するなら、人と人のわずかな間に存在する、とジュリー・デルピー演ずる若きセシールが言った@ウィーン
なんて若くて頭がよくて美しくて・・魅力的だったのでしょう
2作目では、最初、自分でいう如く、「すれた」感じがしましたが、 そうでもなくて・・
非常に自分に正直、純粋・・ チェという猫を飼ってましたね(@パリ)
とにかく映画の終わりから次までの時間の経過が、実際にも 「9年」であるのが、凄く、衝撃的・・
前作が、見る者の思い出にもなっている
対話(脚本)が面白いので、またいつか見ようと思える作品だったのでした。
「稀に見る神話的な作品]という評があったシリーズの三作目、
Before Midnigtは今年1月に公開されたが 、大阪府でやっていた映画館は一つだけ・・  http://beforemidnight-jp.com/
結局DVDで見ました
イーサン・ホーク(Ethan Hawke)って、今年は3作も公開で、・・
今度の BOYHOOD、 これは165分でこれも単館上映・・できるなら映画館で見たいものですが・・


ここで絢爛たる銀幕の後ろのお話(いわゆるゴシップ)だが・・
ちょっと気の毒すぎて、アシュトン・カッチャーの映画は見てやらない!と思っていたら、
「アシュトン・カッチャーとミラ・クニスが、娘の誕生を祝うカバラの儀式を行い、アシュトンの元妻デミ・ムーアを招待した。」というニュースがあり、(9月30日)
許してあげようと思いました。(デミが「自分には何の価値もない」というので、あまりにもかわいそうだった・・)
関係ないけど、 もう一つ、避けられない話としては、ロバート・パティンソンとクリステン・スチュワートの 〔トワイライトシリーズ〕は、
もう結構・・ということですけどね・・・(公私混同・虚実混淆それは人間心理として仕方ない!)
生きている現実の雑然とした思いです・・

 

 

ここで青い色の話に戻します

「地はなぜ赤いの?どうして青くないの?」

空はどうして青いの?

『世界一素朴な質問 宇宙一美しい答え』(p138)

回答 byサイモン・イングス(サイエンスライター)
==以下引用===========

でもね、ほんとは空は青くなんかないんだ。
なにはともあれ、空に青いものはないし、青い色もついていない。目の錯覚(さっかく)というやつだな。
太陽の光は、なんかにぶつかると、はねかえる。月みたいに大きいものは、光をとってもよく反射(はんしゃ)する。
月の表面にあるちりは暗い色をしているけれど、光をしっかり反射する性質をもっているから、月は夜空であんなにも明るく輝(かがや)く。
でも、こまかい気体の分子(ぶんし)は小さすぎて、鏡の役目を果たせない。
そのかわりに、光をいちど吸収しておいてから、こんどは好きかってな方向に送りだしている。
ということは、空気中にあるひとつひとつの分子が光を発していて、こかかく、チラチラ光っていることになる。
空気の分子は、青い光をとても、かんたんに吸収し、それと同じくらいかんたんに、いろいろな方向に送りだす性質を持っている。
だから、青い光が空じゅうに散らばって(光があちこち散らばることを、光が「散乱(さんらん)」するというんだが)、
あらゆる方向からぼくたちの目に飛び込んでくるんだ。どこを見ても青い光が目に届く。
空ぜんたいが青く見えるのは、そういうわけだ。
そのほかの色は、地球の大気によってそうかんたんには散乱しない。どちらかというとまっすぐすすんでくる。
ところで、太陽をまっすぐ見つめたりしちゃ、ぜったいにだめだぞ。
そんなことをすると、太陽からやってくるすべての色が、全部いっぺんに君の目の奥(おく)にぶつかる。
それだけ強い光は、君の目をすっかりいためつけてしまうから。