猫の名画


海外の猫の名画については、 私の好きな赤瀬川原平さん(1937年横浜生まれ)に
「木天蓼(またたび)美術館」というのがある。
4〜5年前に調べていましたので、再掲してみます。
炬燵を見つけた猫のように名画にもぐりこむ猫」の話で押し通している本。

ニャーンズ・コレクション
ジャンル:美術・ビジュアル 
著者:木天蓼美術館館長(赤瀬川原平)
小学館刊


帯: 自他共に認める猫好きである著者が、長年にわたって収集した
ピカソ、ルノワール など、錚々たる巨匠たちのとっておきの 「猫名画」を集めた空想美術館「マタタビ 美術館」を大公開。
なぜか猫のいる名画30点…

ニャーンズコレクションの表紙の猫は
ウィリアム・ホガースの「グラハム家の子どもたち」
William Hogarth(1697-1764)


闇の中にニューッと猫の首。
高い椅子の背の上まで伸び上がって、
両目がランランと輝き、強力な視線が、
釘づけというより、
もっとがっちりボルトでとめたみたいだ。
それでも収まらずに足の爪が出て、
口がもう半開きになっている。
おそらくもうたまらずに、
歯がカタカタ鳴りはじめているのだろう。
宙に浮いた檻の中の鳥を何とかしたくてたまらない。
(中略)
かわいくもあり、恐ろしくもあった。
(中略)
最初はとにかく可愛いということから始まるのが
わかっただけに恐ろしい。
(赤瀬川原平)

収蔵美術館: Tate Gallery, London, UK.
この絵が見られる Olga's Galleryのページはこちら・・ http://www.abcgallery.com/H/hogarth/hogarth31.html
William Hogarth. The Graham Children. 1742.

 

http://www.nekobiyori.jp/猫びよりの2008年9月号に 名画に紛れ込んだ猫の特集あり


猫の象徴するもの
黒猫のイメージ
日本の猫の名画
芦雪の猫的虎
猫又
漱石の猫
秀逸な猫図像:Wikipedia参照

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ショッピングガイド


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猫の絵


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