人生を作る材料

『フランクリン自伝』by Benjamin Franklin(1706‐90)
人生を大切に思うと言われるのか
それならば、時間をムダに使いなさらぬがよろしい
時間こそ、人生を形づくる材料なのだから

フランクリンの13徳

(Wikipedia)
「彼は毎週、一週間を徳目の一つに捧げて、年に4回この過程を繰り返した」(ロデリック・ナッシュ 『人物アメリカ史(上) (講談社学術文庫) 』 足立康訳
1. 節制 飽くほど食うなかれ。酔うまで飲むなかれ。
2. 沈黙 自他に益なきことを語るなかれ。駄弁を弄するなかれ。
3. 規律 物はすべて所を定めて置くべし。仕事はすべて時を定めてなすべし。
4. 決断 なすべきをなさんと決心すべし。決心したることは必ず実行すべし。
5. 節約 自他に益なきことに金銭を費やすなかれ。すなわち、浪費するなかれ。
6. 勤勉 時間を空費するなかれ。つねに何か益あることに従うべし。無用の行いはすべて断つべし。
7. 誠実 詐りを用いて人を害するなかれ。心事は無邪気に公正に保つべし。口に出ですこともまた然るべし。
8. 正義 他人の利益を傷つけ、あるいは与うべきを与えずして人に損害を及ぼすべからず。
9. 中庸 極端を避くべし。たとえ不法を受け、憤りに値すと思うとも、激怒を慎むべし。
10. 清潔 身体、衣服、住居に不潔を黙認すべからず。
11. 平静 小事、日常茶飯事、または避けがたき出来事に平静を失うなかれ。
12. 純潔 性交はもっぱら健康ないし子孫のためにのみ行い、これに耽(ふけ)りて頭脳を鈍らせ、身体を弱め、または自他の平安ないし信用を傷つけるがごときことあるべからず。
13. 謙譲 イエスおよびソクラテスに見習うべし。

ベジタリアニズム - フランクリンは16歳から菜食主義者となった。肉食について、フランクリンは「無意識の殺人である」と『フランクリン自伝』の中で述べている。(Wikipediaより)


フランクリンコヴィー

「7つの習慣」に生きるための格言集 新訳(※http://www.franklincovey.co.jp/)

第一の習慣 主体性を発揮する

多くの刺激に対して、人間だけは反応を選択することができる。自分の行動を価値観や原則に沿って選択する人のことを「主体性のある人」という。また、主体的な人は、自分が影響を及ぼすことができること(影響の輪)に集中している。


第二の習慣 目的を持って始める

人生の目的である「ミッション・ステートメント」を作成し、自分の人生は自分でコントロールしていく習慣。また、生活の中心に原則をおくことで、人生の安定性、方向性、を揺るぎないものにすることができる。


第三の習慣 重要事項を優先する

緊急なことよりも重要なことを重視し、大切な人間関係や大切な目的の達成にフォーカスする時間管理の習慣。一週間の計画の際に、重要なことからスケジューリングする手法を学ぶ。


第四の習慣 Win-Winを考える

人間関係におけるリーダーシップの習慣。「自分も勝ち、相手も勝つ」という、すべての関係において、常に相互の利益を求める心と精神を学ぶ。


第五の習慣 理解してから理解される

相手に理解してもらおうとするならば、「まず相手を理解するように努め、その後で、自分を理解してもらう」というコミュニケーションの習慣。感情移入の傾聴を使い、正しいコミュニケーションのスキルを学ぶ。


第六の習慣 相乗効果を発揮する

相違点を尊び、自分の案でも相手の案でもない「第3案」を見出す習慣。相乗効果を発揮することで、1+1=3以上にすることができる。


第七の習慣 刃を研ぐ

人間の持つ四つの側面(肉体的、精神的、知的、社会・情緒的)を再新再生する習慣。この四つの側面を定期的に、一貫して、磨き、向上させるために「刃を研ぐ」ことを学ぶ。