ツルは非常に大型の鳥で、しばしば世界で最も背の高い飛翔鳥類とみなされます。体長は90cm(35インチ)のアネハヅルから、最大176cm(69インチ)に達するオオヅルまで様々ですが、最も重いのは渡り前の体重が12kg(26ポンド)にもなるタンチョウヅルです。
ツルは吉祥と長寿の象徴
英名「クレーン」は重機のクレーンと同じ。
クレーン(crane)とは本来「鶴」のことであり、首の長い鳥が首を伸ばした形に似ることからその名がついたという。(ブリタニカ百科事典)
英語ではcraneといい、斜柱等の構造物を支点に荷を吊り上げるクレーン(厳密にはジブクレーン)の語源になった
和名はベニヅル(紅鶴)だが、ツル(ツル目)とは近縁でない。
AI による概要
長寿の象徴タンチョウヅル、フラミンゴより寿命は短い|
鶴とフラミンゴは見た目が似ていますが、分類学的に全く異なる鳥で、鶴はツル目ツル科、フラミンゴはフラミンゴ目フラミンゴ科に属し、餌(エサ)や生息地、体の特徴(色やくちばし)に大きな違いがあります。鶴は地面で穀物などを食べ、白黒基調でくちばしが真っ直ぐ、フラミンゴは水中で藻類などを食べ、ピンク色で独特の曲がったくちばしが特徴
水かきのある長い脚と長い首を持ち、頭部に濾過摂食に著しく適応した特異な形態の嘴を有する大型の水鳥である。主として塩湖で大量に発生する浮遊性の藍藻を食物とする。(wikipedia)
鶴は千年
「鳥の寿命は数年~10年程度が一般的ですが、鶴は鳥類の中でも特に長生きする部類に入ります。
野生下: 20〜30年
、飼育下: 50~80年
(プリニウスによれば、)眠るとき必ず1羽を見張りに立たせる。見張りは、役目を忘れることのないように石をつかんで片あしを上げる。 眠気に襲われ緊張がゆるむと、石がもう一方のあしの落ちて気が付く、というわけだ。(荒俣宏「世界大博物図鑑」vol4 p150)
一本足立ちの主な理由
(AI による概要)
足の長い鳥によく見られる行動
体温保持(保温): 足は体の中でも特に体温が逃げやすい部分です。片足をもう片方の足の下や体毛の中にしまい込むことで、体温の低下を防ぎます。
熱交換の効率化: ツルの足の血管には、温かい動脈血が冷たい静脈血を温め、体に戻る血液の温度差による心臓への負担を減らす仕組みがあります。一本足でいることで、この熱交換をより効果的に行っていると考えられます。
省エネ・休息: 体の負担を減らし、効率的に休息をとるためでもあります。片足で立っていても、重心をうまく調整してバランスを取ることができます。
とにかく、ツルの姿はすらりとしてかっこいいかも。「ツルの一言」の威厳もあり。キリスト教化後の西洋では、修道院生活の象徴としたともいう。
これは、浮揚力(誘導航力)を最も効果的に用いた飛び方であるということが最近の研究でわかった。
V字型の頂点で先頭に立つ鳥は一般に考えられているリーダーではなく、むしろ力の弱い鳥や老鳥である。(この位置なら他の鳥より多くの浮揚力を受けられる)
別の考えでは、捕食者に対する意義が大きく、後方の死角を狭めるためという。
ギリシア人は鶴が列を作って飛ぶ部姿からⅩを初めてギリシア文字13種を思いついたという。(荒俣宏「世界大博物図鑑」vol2 p149)

今日の Doodle のツルカメ
「イメージ・シンボル事典」より
crane ツル
1 飛翔を表し,高さのシンボリズム.純粋な「エーテル」の中を飛ぶことを表す。それゆえ「黙想」Contemplationの持ち物となる(イコン).
2 態度が高慢な,俗物性を表す。
3 長寿を表す。水辺に立つ首の長い鳥がツル(クロヅル) すべてそうであるように,とてつもなく長生きをすると考えられている。
4 霊魂魂導師,不滅性を表す。
5 正義を表す。詩人イビュコスの殺害者に復讐の女神達のようにとりつき,精神錯乱にさせて復讐をはたした.
6 善良で勤勉な魂,純潔を表す(1の項参照)。
7 宗教および修道院生活を表す。ツルは先導するものに従う(モンテーニュ).8 占いでは(ワシやハゲタカと同 く)一般に吉とされる.
a 「ツルが来る時を見 よ」:自然の神であるヤハウェの法則に従順 であることを表す。
b ギリシアではツル が移動するときの鳴き声が,収穫時と種まき時を告げる。
c ツルが突然に現れると, 戦争終結の知らせである。
d 雨の使者。 高く飛ぶツルが谷に避難するときは,嵐の 到来を知らせる(ベルギリウス『農耕詩』 1,374〜).
9 用心を表す。(プリニウスな どによれば)長い移動のさい,休息時に, ツルはまわりに見張りを立たせる。その見 張りは眠りこまないために片足で立ち,も う一方の足には小石を持つ(あるいはくち ばしでくわえる),その石を落とすと,ほか のツルが目を覚ます,隷属の象徴ともなる。
10アオサギとともに水辺に立ち最初に暁を迎える。
(以下略)
ツルって世界中に分布しているのですね。
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