塩野七生/小林秀雄の言葉

「人間社会の勝負」

故に人間社会での勝負を分けるのは (塩野七生の「ローマの街角」)

人間は誰でも欠点を持っている 。
故に人間社会での勝負を分けるのは、
だれもが持っている欠点によるのではなく、
欠点を利点に変えることができるか否かであると思う。

想いの軌跡―1975‐2012」という塩野七生さんの本を面白いね~~っと読んでいたのだが、
20年来、机の右手の空間に、マキャベリの全集を置いていて、マキャベリを「あなた」と呼ぶというのは・・!!
普通はもう、「マキャベリズム」とか言って判断停止なのに、 「あなたはどう言っているか」と参照するというのに驚いた・・
それが楽しいと・・
ふ~~ん、そんなにも大事な人なのだ・・
それで、こちらも借りてみた・・
マキアヴェッリ語録


(20180226)

ちなみに、

「想いの軌跡1975‐2012」の冒頭

1978年(35年前)、小林秀雄が「日本文学大賞」を受賞したとき

僕のこの著作は一見するならば値段が高いように思える。ところが実際は、少しも高くない、なぜなら、一度読んで理解できないようには書いてないが、二度読むと愉しめるように書いてある。それで、四千円でも二冊分の値段ということだから、他の人の著作と比べて高すぎるということにはならない

・・という要旨のことを言われた←このようなことを言えるような作家になりたい。

 haha!