Anthosアントス(引用の花)

言葉を書き写す

詩を味わうのには、
ひとつひとつの言葉を書き写すこと…
それもまた
大事な作業だ…
そうではあるまいか??

暗記するまで反芻してしまう詩句があった。

それらの言葉の前に、
別の語/句がひとつもうかばなくなることが
あるいは、詩句の 命の正体かもしれない…と思った。
言葉を反復し、詩句を引用することは、詩人に一体化して
深くその言葉を味わうことである。

アントスとはギリシア語で花の事であり、
アンソロジー(詞華集)とは、引用の花集めのことだというが、
以前、自分の用のアンソロジーを作っていた。
こちらに書いたように、
https://bymn.xsrv.jp/index2.html

「詩を必要とする人間」であったのだ・・・それがどういう意味なのか好かく考えたことはないが、

おお、詩歌の力よ

死すべき身の人間にとってこの上なく幸せなもの、人生の短い細道を支える力よ。
(『ギリシア悲劇名言集』)

そういう力であった・・

引用の花摘み

引用の花摘み・・詩は絵のごとく ホラティウス

https://bymn.xsrv.jp/classic/index.html

2005年 1月19日(月)

かっての頁を再掲して、ここで、もう一度、言葉を味わうつもりである。