詩語

詩語

「風光に伝語す」

朝(ちょう)より回(かえ)りて日日に春衣(しゅんい)を典(てん)し毎日 江頭に酔を尽くして帰る酒債 尋常 行く処に有り人生 七十 古来稀なり花を穿(うが)つ蛺蝶(きょうちょう)は深深として見え水に点する蜻蜓(せいてい)は款款(かんかん)と...
文学

リルケを読む

かりそめに通り過ぎて かりそめに通り過ぎて十分に愛さなかった かずかずの場所への郷愁よそれらの場所へ 遠方から なんと私は与えたいことか──仕忘れていた身ぶりを つぐないの行いを! もう一度──今度は独りで──あの旅を静かにや...
文学

フランス詩を読む

優しくまた時がめぐってくる頃森は緑となり 鳥たちはそれぞれに自分の言葉であたらしい歌の詩句をうたっている。さぁ、何よりも欲しいものを手にしようと望むのはまさにいまなのだ。(ギエム・デ・ペイテュ 1071~1127  饗庭孝男訳〉 2...
座右の銘

言葉の力とは?

言葉は力を持っている 機(おり)にかないて語る 言(ことば)は 銀の彫刻物(ほりもの)に 金の林檎を嵌めたるが如し ~『旧約聖書』“箴言”第25章11節~ 和顔愛語という禅の言葉 ...
詩語

Anthosとは?

アントスとはギリシア語で花のこと。花あつめがアンソロジーである。 自分を力づける言葉を使おう!と、座右の銘100「おお、詩歌の力よ!」と詩語も100集めようと、2001年から、専用ページを作ってきたが、今やどうも、スマホ表示ががうま...