「風光に伝語す」:花冠 2011年2月
       

言葉言葉言葉:猫頭のノート 花冠

       

杜甫「曲水」

(ちょう)より回(かえ)りて日日に春衣(しゅんい)を典(てん)
毎日 江頭に酔を尽くして帰る
酒債 尋常 行く処に有り
人生 七十 古来稀なり
花を穿(うが)つ蛺蝶(きょうちょう)は深深として見え
水に点する蜻蜓(せいてい)は款款(かんかん)として飛ぶ
風光に伝語す 共に流転しつつ
暫時 相い賞して 相い違うこと莫(な)からんと 

栗田勇さんの部分読み下し


ペシミストの杜甫にしては珍しい味わい、
桃の季節の酒に陶然としたのどかさ、と栗田さん
しかし、
WEB検索では、
http://www.rinku.zaq.ne.jp/bkcwx505/Kanshipage/KanshiNo7/kanshi89.html
酔ってしまっての「朝帰り」ではなく、「朝廷を退出する」ということであることは当然として、 酒の借金が行く先々にあっても、飲んでTHEシゴトの憂さを晴らす(~_~;)
いやここで、

「風光に伝語す」

この一語をもっと味わっておきたい
しばらく、春をたたえよう・・

 

「自然に対して言伝てしたい」・
http://www.geocities.jp/sybrma/14toho.shi.koki.htm

言葉の花集め (花=アントスを集める~⇒アンソロジー)
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