The Stanford University Commencement address by Steve Jobs
翻訳 市村佐登美
※http://sago.livedoor.biz/archives/50251034.html
この一年も過ぎていきます。
2010年・・1月の話から始めたい・・
この1月というと・・・Myパソコンを買い換えました・・。これが
新しいパソコン(Dellデスクトップ)の背景で、たしかにどなたかがいち早くおっしゃるように、セクシーな黒だ(笑)と・・思いましたよ。
今年は、1月にブート(起動)できなくなったXPパソコンにお別れ、・・・・2月に兄におわかれ、・・・9月に叔母にお別れ・・・・。
今年のことを思い出すなら、まずそれから、・・・
合掌i~∧(-.-)
・・兄と叔母へ「哀悼」の黒いリボンを・・・
イメージ・シンボル事典 「黒」の象徴※黒は、中世の教会では服喪と悔悛の色で、 白と一緒に用いると、希望、謙虚を暗示するという。 「リボン」の象徴
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しかし、黒いリボンと言っても喪中ということではないですね・・
Emile Vernon(1872-1919) のはちきれるほど健康そうな若い女性の髪を飾る黒いリボン
下のは艶やかなサテンのようです・・
Cool Japanという番組は(Wikipedia、NHK/cooljapan/)今年も時々見ていました。
「奈良」(おとなの修学旅行)もありましたが、「入れ物」というのがあり、そこで、「漆黒」という言葉が出てきました。
(黒漆を塗ったように、黒くてツヤがあること)・・
機能性と伝統文化ということですが、蓋のある重箱漆器の話。
その中に、ほこり除け、湿気を保つために、サンドイッチを入れている紹介・・。
漆は英語でjapanだそうだが、防菌防腐効果があるという。
漆黒とは・・ベルベットの黒みたいな?
ちなみに「呂色(ろいろ)」とは、漆黒の艶のないもの。艶消し加工をした黒漆の色だそう。
黒い帽子というと「存在の耐えられない軽さ」の、帽子をかぶった女の子を思い出しますが、こちらは黒いリボンの帽子・・・
Emma Hart in a Straw Hat,
1782-84 ジョージ・ロムニー(George Romney)
oil on canvas, courtesy of the Huntingdon Library,
Art Collections and Botanical Gardens, San Marino, California
キルケーCirceに扮するハミルトン婦人byロムニー
「時」というと、この名句を思い出し、 シラーの詩集から見てみようとしたら、シラーの詩集というものが店に見当たらない・・・・
クリスマスというと、
第九の歌詞「歓喜に寄す」(1786)が毎年歌われているはずなので、これには 驚きました。
ゲーテとジャン・パウルの間にいた「ドイツ最高の戯曲詩人」のはずが
一転して、日本では人気のない作家になっているようです??
子供の頃、「オルレアンの少女」(や「ヴィルヘルム(ウィリアム)・テル」)をせっせと読んだことを覚えていますが・・
シラーの崇高な(あるいは、壮大で敬虔で古い)感じは、クリスマス限定のものなんでしょうか・・
あるいは「のだめカンタービレ」のあの 批評家(佐久間 学)の笑わせるドラマチックなしゃべりかた・・、ああいう滑稽感のほうが勝ってしまったということなのでしょうか
歓喜の歌 byシラー
瞑想詩集 (1948年)「美しき者とて滅びねばならぬ」
♪ ※ベートーベン(a.k.a.ベートーヴェン)第九の歌詞と音楽
※「An die Freude(歓喜に寄せて)」
シラーの<鐘>のためのエピローグ(1805)
今年2010年、なにより、兄と叔母が亡くなった、黒いリボンの年でした。自分の死を思うべし、しかしそれを得ネフギーにして、生きている限りはいきいきと生きよとゲーテも言っている。
ゲーテのシラー追悼(ゲーテはシラーの死を知ってしばし寝ついた)で、明日に続く〜〜
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2010年12月01日(水)