アドベントカレンダー

20201220

今年のテーマは星。惑星を見ています。昨日の土星についで、今日は天王星を。

天王星 Uranus

Uranus Earth Comparison
天王星は淡い青色をしている氷惑星

天王星(てんのうせい、Uranus)は、太陽系第7惑星である。太陽系の惑星の中で木星、土星に次ぎ3番目に大きい。1781年3月13日、イギリスの天文学者ウィリアム・ハーシェルにより発見された。 
天王星のシンボル♅は、発見者であるウィリアム・ハーシェルの頭文字「H」

ウラヌスは古代人の命名ではなく、近世以降に発見された惑星に、他の惑星に倣い「未使用の神話上の大物」の名が付けられたもので、天体の外見や運行上の特徴と付けられた神名の関わりは希薄である。なお、Uranusはギリシア神話に由来する名称であり、他の惑星がローマ神話に由来する名称を与えられていることから本来は天王星もカエルス(Caelus)と命名されるべきであったが、それはローマ神話で対応する名称が忘れ去られてしまうほどこの神の存在が人々の記憶から希薄になっていたことを意味する。
ウラヌスはギリシア神話の主神ゼウスの祖父にあたる。中国(東洋天文学・占星術)では未発見のため名称がなく、ウラヌス=天空神を翻訳して天王星とした。(ja.wikipedia)

氷天体

Uranus-intern-en
内部構造

内部は重い元素に富み、岩石と氷からなる核のほか、水やメタン、アンモニアが含まれる氷からなるマントルで構成されていると推測されている。酸素、炭素、窒素が多く含まれ、ほとんどが水素とヘリウムでできている木星や土星とは対照的である。天王星と海王星は従来木星型惑星に分類されていたが、木星型とは異なる天王星型惑星として分類されるようになった。(wikipedia:天王星)
核燃料となる、原子番号92の元素ウラン(元素記号は U)は、同時期に発見された天王星 (Uranus) の名に由来している。(wikipedia:ウラン)

天王星英語Uranus)は、太陽系の第7惑星。質量は地球の約14倍で、外惑星系の中ではもっとも質量が小さい。太陽系の惑星で唯一、太陽に対して横倒しで自転しており、その赤道傾斜角は90度を超えている。中心部の核はほかの巨大惑星よりも温度が冷たく、熱をほとんど放出していないとされている。27個の衛星を持っており、特にチアにア、オベロン、うんフリエル、アリエル、ミランダの5つは比較的大型である。(wikipedia:太陽系)

横倒し

Uranus clouds
天王星の特徴の一つとして、自転軸の極端な傾きが挙げられる。
天王星の赤道傾斜角は約98度、つまり黄道面に対しほぼ横倒しに倒れている。
加えて公転周期が約84年なので、極点では約42年間昼または夜が続く。

この話で、アシモフのSFを思い出しました。


『夜来たる』( Nightfall)
21歳のアイザック・アシモフが1941年に発表した短編SF小説。
アシモフの出世作であり、SF界の古典

横倒しになっった原因
”最も有力な説は、惑星自身の10%というような質量をもった別の天体が惑星形成の最後のほうに衝突したとする「巨大衝突説」です。”
https://academist-cf.com/journal/?p=13167

天王星の衛星の起源に新説、地球とも木星とも異なる形成モデル https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/11194_uranus

占星術

天王星は10大天体の1つである。
10大天体は、20世紀の冥王星発見後の占星術のもの。
天王星が発見されたのは18世紀後半でありそれ以前にはありえないため、七曜・九曜にも含まれない(九曜は別の「仮説上の天体」をカウントする)。

西洋占星術では、宝瓶宮(みずがめ)の支配星で、凶星である。
変化を示し、改革、離別、不安定、電撃に当てはまる 。(wikipedia:天王星)

10大天体

占星術で扱う10の天体。10天体、10大惑星、10惑星とも。
占星術で扱う天体の数は流派によってさまざまだが、現代の西洋占星術では10大天体を使うのが主流である。

太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星の10で、(地球は含まない)、古代から世界中の占星術で共通して扱われてきた七曜に、近代に発見された天王星・海王星の2惑星と準惑星である冥王星を加えたものである。
冥王星の惑星除外後も、冥王星を10大天体から外そうとする動きは大きくない。

七曜(しちよう)

Japanese Crest Shichiyoumon
Japanese Crest Shichiyoumon

wikipedia:七曜
肉眼で見える惑星を五行と対応させた火星・水星・木星・金星・土星と、日(太陽)・月(太陰)を合わせた7つの天体
現在の週は七曜がもとになっている。
本来の順番は、天球上の動きが遅い(=地球から遠い)順に、土星から始まり月で終わる(土星・木星・火星・太陽・金星・水星・月)と考えられた。
やがて土星を初めとして現在よく知られている順番(土星・太陽・月・火星・水星・木星・金星)で一日ずつを守護するとされ、七曜の内のある天体が守護する日をその天体の曜日と呼んだ。

理科ネット 太陽系図鑑 惑星図鑑 他
https://rika-net.com/contents/cp0320a/start.html

星読みテラスhttps://sup.andyou.jp/hoshi/hoshiyomi_uranus/

次は、海王星・冥王星 を見ます。

クラシック




今年の振り返り:9月29日、久しぶりに、美術展に。あべのハルカス美術館の「奇才―江戸絵画の冒険者たち―」。 曾我蕭白の《群仙図屏風》の波頭・渦に圧倒された。

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