2021アドベントカレンダー

20211214

振り返る猫 漢検の「今年の漢字」が発表されたが、オリンピックのたびごとに「金」って、そこは違うンじゃない~~?どうなのよ。 私の感覚とは違うな~~っとか思いつつ。NHKニュースをみていましたよ。

  猫の美術

ロートレックのトラ猫


《子猫のミネット》(1894)キティミネット
Henri de Toulouse-Lautrec, Kitty Minette, 1894, Private Collection

デズモンドモリスの猫の美術史』にある。(p105)  
FacebookのThe Cat in Art でも紹介されていました。
ロートレックの1894年というと、画家は30歳で、メインは娼婦のヌードのイメージ。 この猫は初めて見ました。


《Bruant dans son Cabaret》
ロートレック が描いた舞台のポスター
シルクハットを被ってこちらを振り返る トラ猫
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック (1864-1901)

同じ19世紀末のポスターで有名なのはこちらの「黒猫」
Steinlein-chatnoir
『黒猫(ルドルフ・サリの黒猫の巡業)』1896
Théophile Alexandre Steinlen (1859–1923)スタンラン
Soon, the Black Cat Tour by Rodolphe Salis
62×40㎝ Van Gogh Museum 蔵

花の美術

海野弘さんの本で、 『ヨーロッパの図像 花の美術と物語』(バイインターナショナル2017刊)だが、花の美術と装飾の世界を4領域に分けた、花の美術史になっている。
下は、私が最も興味があった、Ⅲ領域(装飾・文様・紋章)に属するかな?

ピクト人の花タトゥ―(花をまとう)

A Young Daughter of the Picts
ジャックス・ル・モイン画〈1585年頃〉
イェール大学英国美術研究センター蔵(26 cm×19.1 cm)
 
「花文の衣をまとっているように肌に花が描かれている」
(海野弘)(刺青とは言っていない)

では、また明日

 

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