ウサギ尽くし、西洋のウサギキャラクターは?・
江戸の浮世絵のウサギと同じく、ここでも3つ登場順に取り上げると、
白ウサギ(不思議の国のアリス)1863
ピーター・ラビット 1902
ミッフィー 1955
この他に、ミッキーマウス(1928)ははじめ、ウサギのオズワルドOswald だったというが。
オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット(wikipedia)
なお、「The Illustrated Rabbit」という、膨大な兎絵の集成がFacebookに あった。
不思議の国のアリスの🐇 ウサギは、白うさぎだったのですね。
『不思議の国のアリス』に登場する白ウサギ
白ウサギ(しろウサギ、英:White Rabbit)は、
児童小説『不思議の国のアリス』に登場する、
擬人化されたウサギのキャラクターである。
(wikipedia参照)
ルイス・キャロルLewis Carroll (1832 - 1898)
上:初登場時。スーツ姿で懐中時計を見ている。
下:宮廷裁判の布告役。片手に布告状を持ちながら、ラッパを吹いている。
いずれもジョン・テニエルの挿絵。
布告役姿Alice par John Tenniel 37
服を着て言葉を発しながらアリスの傍を横切り、結果的にアリスを不思議の国へ導くことになるウサギ。彼は公爵夫人のもとに急いでいるところであり、2章では扇子(この扇の効果でアリスは体が小さくなる)と手袋を落とし、第4章ではアリスを女中と間違えて使いにやったのち、部屋いっぱいに大きくなったアリスを何とかして追い出そうとする。そして、第8章では、ハートの王と女王とともに現われて、周囲に追従してまわり、11章および12章の裁判の場面では、布告役として姿を現すなど、比較的物語を通して姿を見せるキャラクターである。
後年の解説では、キャロルは白ウサギについて、彼はアリスの対照(「分身」ではなく)として生み出されたキャラクターであり、アリスの「若さ」「大胆さ」「あふれる元気」「決意のすばやさ」に対して、「分別くささ」「臆病」「脆弱」「狐疑逡巡」をその特徴とし、「きっと震え声で話すだろう」と述べている。(アリスのキャラクターwikipedia)
同じウサギかと思うと、下の三月ウサギというウサギは違うのですね。
wikipediaでも別項目で、「三月のウサギのように気が狂っている」という英語の言い回しから生み出されたキャラクターである、と。
今さらだが、ルイス・キャロルwikipediaでおさらいしていて、関連の「かばん語」という言葉を発見。「かばん語」という言葉は、ルイス・キャロルが『鏡の国のアリス』の作中において、一群の造語を「portmanteau」という両開きタイプの旅行カバン(※)に関連付けて紹介したことに由来。
(※)中央から真二つに開く小型トランク
カバン語というのは
「とらまえる」《「とらえる」と「つかまえる」が混同してできた語》という様なものを思い出すが、それより、カセット(箱)語であったかな?いや、「カセット効果」というやつが問題だった。
わけのわからない言葉を分かったように使う、という言葉だったと思うが、カセットとは、元「宝石箱」で、「外国語や外来語をカタカナで表記することで、ことばを中の見えない宝石箱に入れて、明確な概念や意味よりも、なにか有り難そうにムード化して示す効果を意味している」
『翻訳文化を考える』法政大学出版局,1978
著者の柳父章さんを wikipediaを見たら、1928‐2018とあり、亡くなっておられました。
友とするに悪き者、七つあり。
一つには、高く、やんごとなき人。
二つには、若き人。
三つには、病なく、身強き人、
四つには、酒を好む人。
五つには、たけく、勇める兵。
六つには、虚言する人。
七つには、欲深き人。
よき友、三つあり。
一つには、物くるゝ友。
二つには医師。
三つには、智恵ある友。
友とするに悪き者は7つで、良いのは3つ!?(笑)
では、また明日~~~