1.テーマ1 感動詞「もしもし」
2.テーマ2 中国史 重慶(直轄市) 漢詩
3.テーマ3 中国ドラマ 好き【慶余年】
今年のテーマ(感動詞)
[感]《「もうしもうし」の音変化》
フランス語ではAllo
(教えてgoo〉
感動詞を総まくりしているのは、LINEの応答を考えるということだが、これはLINEには関係ないですね?
(日本語トレーダー 感動詞一覧表)
都市から見る中国史として、洛陽、西安、北京、上海、成都と見てきまして、今日は重慶を。
重慶市(じゅうけい、チョンチン Chongqing)は、四川盆地東部、長江の上流地域経済の中心
中華人民共和国に4つある直轄市の中で最大の面積 (wikipedia)
いや、我が(??)シャオ・ジャンさんの出身地。
*中華人民共和国には北京市、上海市、天津市、重慶市の4市がある。
「南宋の景定2年(1261年)に、蒙古軍は成都を攻め落とし、宋軍は重慶に後退して守勢をとった」
「日中戦争中に南京市・武漢市などから主要工場を疎開させたため産業が集積した。」
朝辞白帝彩雲間
(朝に辞す白帝彩雲の間)
千里江陵一日還
(千里の江陵一日にして還へる)
両岸猿声啼不住
(両岸の猿声啼き住まざるに)
軽舟已過万重山(軽舟已に過ぐ万重の山)
766年、杜甫55歳、夔州きしゅう(現在の重慶)で詠まれた詩
以下引用 http://chugokugo-script.net/漢詩
風急天高猿嘯哀
(風急に天高くして
猿嘯
哀し)
渚清沙白鳥飛廻
(渚清く
沙
白くして鳥飛び
廻
る)
無辺落木蕭蕭下
(
無辺
の
落木
蕭蕭
として
下
り)
不盡長江滾滾来
(
不盡
の
長江滾滾
として
来
る)
万里悲秋常作客
(万里悲秋常に
客
と
作
り)
百年多病独登台
(百年多病独り台に登る)
艱難苦恨繁霜鬢
(
艱難
苦
だ恨む
繁
霜
の
鬢
潦倒新停濁酒杯
潦倒
新たに
停
む
濁
酒
の
杯
(尽きることのない長江はこんこんと流れてくる
故郷から万里のかなた秋を悲しむ私は常に旅人だった
生涯多病であった私はひとり高台に登る)
今年見て面白かったドラマとして、
【慶余年~麒麟児、現る~】があるが、その27話の「詩神誕生」にも爆笑。何しろ文学史専攻(だったと思う)の現代青年がタイムスリップしたので、過去の名詩は全て知っている。杜甫の「登高」に始まり、
夢の中で仙界を遊歴し暗記したのだと告げ、自作として、次々に名詩を吟じてみせる。痛快。
それが主人公が死んで続く~~(⁉)と終って、4年経過している。
続きが待たれる作品。主演:張若昀チャン・ルオユン(1988北京生)
英語のタイトルが、'Joy of Life'
「余年」の「意味が気にかかる・
人生の余りの年かと?
「慶」がついて、
徒然草にいう「存命の喜び」ですかね・・
第93段 「存命の喜び日々に楽しまざらんや」*
以下は昨年のページからの再掲です。昨年取った放送大学「徒然草」の世界からもう一度。
徒然草の名句(189段)
今日(けふ)はその事を成さんと思へど、有らぬ急(いそ)ぎ、先づで来て、紛れ暮し、待つ人は障り有りて、頼めぬ人は来たり。頼みたる方の事は違(たが)ひて、思ひ寄らぬ道ばかりは叶ひぬ。煩はしかりつる事は、事無くて、易(やす)かるべき事は、いと心苦し。日々に過ぎ行く様(さま)、予(かね)て思ひつるには似ず。一年(ひととせ)の中(うち)もかくの如し。一生の間も、然(しか)なり。
では、また明日~~~