厳粛なる遊び、アドヴェントカレンダーの二十日目。
今日はアメリカ大陸の北と南。
「特にアンディ・ウォーホル等の現代美術家の作品が充実している」
この「ママン(1999年)」は、複合メディア芸術家ルイーズ・ブルジョワの70才頃の作で数か所に設置されているという。(en.wikipedia)巨大なこの蜘蛛、世界に9体いるそうで、1体3億円とか。
Objects destroyed in the 2018 fire at the Museu Nacional, Rio de Janeiro・・・ 残念なことですね。
池内先生の本を読むのは、『カント先生の散歩』以来かな?あれ、2013年6月刊だったようで、この間と思っていたのに、もう10年前ですか(;'∀')
池内先生は1940年生まれ。70歳の時、「77のときには世の中にいない」という予定を立てて、「自分の観察手帳」を作ったと。 (満期がきたら3年単位で延長するルール。これからの人生を三年延長説と考える)
老人になるとは、自分が「見知らぬ他人になる」ことで、言葉が「見知らぬ言葉になる」ことだという。医者の限定利用など、なるほどですが、新しい言葉の短冊作り、
モノが物の怪になって隠れるとか、話の横取り症とか過去の捏造症とか、「せんべいコレクション」にはちょっと笑いました。
赤系統の明るい服を着るようにし、ちょっとの用足しにも着替えるのが楽しむべきおしゃれという・
◎幼い頃に読んだ本を再読する楽しみ。(子どもののころと同じダイジェスト版で十分)
『ああ無常』、『西遊記』、『宝島』、『十五少年漂流記』、そして『巌窟王』・・
『巌窟王』は原作『モンテ・クリスト伯』で、キリストの物語というので、そうだったぁ??
◎老いの旅の工夫
①一日増やそう。②他人任せにしない。③ストックを用意しよう。④欲張らない。⑤お土産は買わない。⑥記録を作る。
⑤以外はなるほど。
ゲーテ曰く―「人生はされど麗し」(p181)
そういえば、高校時代、マンドリンクラブに入っていました・・(中学では絵画倶楽部でちょっとだけ油絵も描いてみてました。→これは道具を買ってみただけという感じで終わりました(笑))
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