「かなしみはちからに」

かなしみはちからに、
欲(ほ)りはいつくしみに、
いかりは智慧にみちびかるるべし。

宮澤賢治書簡(大正9年)

誰が許して誰が許されるのであろう。
われらがひとしく風で
また雲で水であるというのに。

龍と詩人」