「直指人心」

「直指人心」:達磨大師の言葉

仏教の教えで一番大切なこと・・　「自分の生命」を大事にする

自分の生命は宇宙と全く同じ生命体である
自分の中に仏生（宇宙の生命）が内在している
生きる喜びを知ること、自分の生命の中に喜びを発見すること、それが仏教

人身＝人の生命
直指＝直接に指す
「仏教の修行は、直接に自分の生命を指して、この生命を（誰が主催しているか）学習せよと言っている。
人間が学習すべき最も大事なものは、「現身」＝現在こうして生きている自分の体の活動が、宇宙の生命体、仏性の輝きなのである。　」

「人の死ぬる後、さらに生とならず」
今まで生きてこられたことに感謝する
「自分もいつか死ぬ」と意識する
死んだら終わり・・そのポジティブな意味

[天地同根、万物一体]

「大恩を報謝せん」（道元　『行持・下』）
生まれてから今日まで、ずっと自分の生命を支えてくれている大自然の恩に深く感謝し、その大恩に報いるために、人間の心の平和と安定のために献身すること

（道元「禅」の言葉―ゆっくり読む、ゆっくり生きる (知的生きかた文庫) 　境野勝悟(wikipedia ）　2008/11三笠書房）