徒然とは、「紛るる方なく、唯独り在る」幸福並びに不幸をいう。
徒然なるままに日暮し、硯に向かいて、心にうつりゆく由無し事を、そこはかとなく書き付くレば、あやしうこそ物狂おしけれ。 (『徒然草』 序段 吉田兼好)