アドベントカレンダー2006
15

隠す ベール


手を隠す

宮廷作法、であるけれど、チャングムを見ていると、お辞儀の仕方、座る場所についても、なるほどなのであるが、手を服のエプロン部分に隠すのが、これまた、そうなのか、であった…
西洋中世においても…同様であったようだ… 何故だろう…



Rogier van der Weyden (1400-1464)
(最後の審判祭壇画の部分)



1神がベールのように広げた天空の徴
2.教会の女性…慎みと貞節の比喩
3.とりわけビザンティン美術では、天子と使徒は宮廷のしきたり同様ベールをつけて手を覆い隠している …


図説 世界シンボル事典
ハンス ビーダーマン (著)

この項は特にない




「最後の審判の祭壇画」
Rogier van der Weydenファン・デル・ウェイデン
1443-51年 板 油彩
WEB検索
http://www.yamada-kj.com/renaissance/
http://www.salvastyle.com/images/collect/weyden_judgmen02d.jpg

ベールはマリアベールのように髪をおおうだけではなかったようだ。
それにしても、ファン・デル・ウェイデンの婦人像はみなイロイロなもので髪をおおっている。






ターバン
あしたはの話を

今日のプレゼント
ベールをつけた貴婦人
アガサ クリスティーのミステリー


INDEXHOME