今年のテーマは星。昨日見た、プレアデス姉妹の父のアトラスを石に変えたペルセウスを見ます。
アトラスはプレアデスの父。またヘスペリデスの父。ティターン族の一人。ティタノマキアで敗北後、ゼウスから天球を支える罰を与えられた。(wikipedia)
よく見かける絵のイメージからは、アトラスは地球を背負っていると思っていました。地球を背負わねばならないとは、何ということだ・・と思ったら、地球ではなく、天球、天を支えているですね‥
(オウィディウスによれば)大地の「西のはて」と一日の終わりに太陽神の馬車を水面で迎える「西の海」がアトラスの領地。そのアトラスの領地には、黄金の林檎の果樹園(ヘスペリデスの園)があった。
メドゥーサを退治したペルセウスがヘスペリデスの園で休ませてもらおうとしたとき、断られたため、メドゥーサの首をみせて、アトラスを石に変えた。アトラスの体は山になり、死んでも天空を支えている。
(wikipedia)
※ペルセウスはギリシア神話の英雄(半神)
ペルセウスというと、流星 ・・
※流星(meteor、shooting star)
アンデルセンの『マッチ売りの少女』では、「流れ星は誰かの命が消えようとしている象徴」(wikipedia)
・・それはどうなのかな。詩人のいうところ。
ペルセウス座流星群2020年8月13日:
国立天文台 https://www.nao.ac.jp/
※AstroArts:https://www.astroarts.co.jp/l毎年8月の中旬(ちょうどお盆のころ)、「ペルセウス座流星群」の流星が見られる。
1月の「しぶんぎ座流星群」、12月の「ふたご座流星群」とあわせて「3大流星群」のひとつ。
The Little Match Girl fairy tale in Efteling
オランダのテーマパーク
アンデルセン(1805-1875)の生誕200周年を記念して作られた建物
ところで、今年の6月の旅は、オランダのアムステルダムから、
南仏蘭西のアルル、北イタリアのパドヴァをめぐる計画を実行予定でした。しかし、イタリア北部はCOVID-19で早くも3月に移動制限が出された地域でした・・
このリベンジはいつになるのか・・(そもそもリベンジできるのか??という気持ち。)
https://amoitalia.com/padova/
COVID-19 Outbreak Cases in Italy (Density)
パドヴァ大学(Università degli Studi di Padova、略称UNIPD)
イタリアのパドヴァ(ヴェネト州)にある大学。1222年9月29日に創立された中世大学であり、イタリアで2番目に古い大学である(最古の大学はボローニャ大学)。
ガリレオ・ガリレイ、ダンテ、ペトラルカが教授を務めた。
パドヴァの植物園は、イタリアのパドヴァ大学付属の植物園。世界遺産。植物園内最古の植物は、1585年に植えられたヤシの木(ゲーテのヤシ)
スイフト・タットル彗星(109P/Swift-Tuttle)は、1862年7月にルイス・スウィフトとホレース・タットルが独立発見した、周期133年の周期彗星である。ペルセウス座流星群の母天体でもある。(wikipedia)
※Forbeshttps://www.forbes.com/sites/startswithabang/
スイフトタット彗星は直径26キロメートル。彗星は人類に知られている最も危険な物体であるが、この彗星の軌道特性は非常によく知られている。
彗星というと、ハレー彗星も有名。(wikipedia)
周期 76.03年
「マーク・トウェインは生前、「私はハレー彗星が空に掛かる頃この世に生まれた。だから私は、ハレー彗星と共に旅立つのだ」という言葉を残している。その通りに、彼は1835年の回帰時にこの世に生まれ、1910年の回帰時、丁度近日点を通過する頃にこの世を去っている。」
Tapestry of bayeuxバイユーのタペストリーに描かれたハレー彗星(1066年)と、それを指差して眺めるハロルド2世の家臣。 上にはラテン語で「これらの者達は星に驚いている」と書かれている。wikipedia
コロナ禍でなければず。いく予定だったスクロヴェーニ礼拝堂の壁画
1301年のハレー彗星を描いたとされる。
Giotto - Adoration of the Magi(1305年頃完成)
wikipedia
「この孛星が、不思議な人間厭嫌の光を放ってフランス文学の大空を掠めたのは」と、小林秀雄は「ランボオ」論を始めた。(「人生切断家ランボオ」大正15年)
流れ星というか、別名箒星(ほうきぼし)の異称「孛星(はいせい)」という言葉による、非常に鮮やかな紹介。私の大学時代の星の一つでもあった。
※アルチュール・ランボー(wikipedia)
(Arthur Rimbaud、1854年10月20日 - 1891年11月10日)
※私の星の一つ、
「別れ」
かってのイージーリスニングの帝王、アンディ・ウィリアムスの歌を聞きつつ、 次は、ゴッホの描く星月夜へ・・。
今年の振り返り:
この10月からやっとここ3年分の旅写真のまとめ直し開始しました。
my旅→ダンテの墓参り20170606(ラヴェンナにて)
my旅→ボローニャ大学・・実はまとめ終わっていません。
今年の振り返り:今年は空前の韓国テレビドラマブームであるという。長らく映画雑誌『SCREEN(スクリーン)』を定期購読してきました。しかし、今や韓国ドラマに興味が移り、こちらの洋画中心のものには興味が薄れ、今年でやめることに。
毎月ワクワクと発売を待っていたその昔、映画スターだけでなく、「主題歌」を歌うアンディ・ウィリアムス( Howard Andrew Williams、1927 - 2012)もまた、星であった。
近代映画社は2015年10月に倒産ということだが、その後も発行されている・・。しかし、今や、私のワクワクする興味は少し前のインド映画に次いで、韓国テレビドラマにシフトしてしまった。