アドベントカレンダー

20201217

今年のテーマは星。惑星を見ています。昨日の金星についで、今日は火星を。

火星Mars symbol

Mars, Earth size comparison
Size comparison of Earth and Mars.

火星☿は 太陽から4番目の惑星であり、太陽系で2番目に小さい惑星。
英語では、火星はローマの戦争の神の名前を持っており、しばしば「赤い惑星」 "Red Planet"と呼ばれます。
後者は、火星の表面に蔓延している酸化鉄の影響を指し、肉眼で見える天体の中で独特の赤みがかった外観を与えます。

火星神(マルス)

Mars - De Sphaera - Biblioteca Estense lat209
Mars - De Sphaera - Biblioteca Estense lat209
写本『デ・スファエラ』のミニアチュア
イタリア、15世紀 DeSphaera

※この図が、メインで参照中の『占星術 天と地のドラマ』の表紙であった。

火星(マルス)の心理的原理は情緒制御である。
とはいえ、火星にとって不利益に作用する天蠍宮のような宮においては、その軍事的機敏さは崩れ去り、危険なものとなる。
他のすべての惑星と同じく、自己の能動性のある宮、火星でいえば白羊宮にあれば最強となる。 解説『占星術 天と地のドラマ』(p48)

ある種の職業の守護神としてのマルス
ハンス・ゼバルト・ベーハムの木版画  1530‐40
Sebald Beham [Nürnberg, 1500 - Frankfurt am Main, 1550]

国立西洋美術館

The Seven Planets - Mars
Mars, from The Seven Planets with the Signs of the Zodiac, 1539
Sebald Beham (1500–1550) en.wikipedia

図説 占星術事典 』 ウド・ベッカー 編 ;
池田信雄 ほか訳 監修 種村季弘 1986年初版 同学社

火星の支配する職業は訓育的なものである。
戦いの術の他に、通商、そして先見の明と判断を必要とする業種が含まれる。
伝統的に、屠殺者、外科医、鉄工、発明家、研究者、開拓者は火星のもとに来る。
これらの職業の性質は、勇気、統御、決定力で、法廷での厳しい追及や、軍事的攻撃や、微妙な手術で発揮される。(「占星術 天と地のドラマp74)

ふ~~ん(笑)

Hans Thoma Mars
Mars
Hans Thoma (1839–1924) ja.wikipedia


Venus and Mars

Venus and Mars
金星と火星(1485年頃)
Sandro Botticelli (1445–1510)

ロンドン・ナショナル・ギャラリー蔵

フィレンツェの画家ボッティチェッリは、この町の傑出した豪族の一員とその愛人を描く手段として火星と金星を用いた。
彼は又軍人に対しるウェヌス(金星)の占星術的原理を例示している。
本能的な喜びの前に軍人のすべての装いは脱がされ、彼の規律は消え、注意力は弱められた。 (「占星術 天と地のドラマp115)

カンタベリー物語


The Canterbury Talesは、14世紀にイングランドの詩人、
ジェフリー・チョーサーによって書かれた物語集

バースの女房の話(The Wife of Bath's Tale)

チョーサーは彼の占星術理解を、特にアストロラーベ論及び「カンタベリー物語」で例示している。
バスの妻は五人の夫との愛の生活を述べ立てた後、自己を「金牛宮に火星があるときに生まれた」と言っている。 これは彼女の欲望と大胆さを告白したことになる。 (「占星術 天と地のドラマp115)


Opening page of The Wife of Bath's Prologue Tale,
from the Ellesmere manuscript of Geoffrey Chaucer's Canterbury Tales
The Huntington Library, Art Museum,and Botanical Gardens所蔵
カンタベリー物語の豪華な写本があるコトバンク

(en.wikipediaThe_Wife_of_Bath)
バースの女房は、貞節や処女性を重視する価値観を次々と論破していく。「醜き婦人」のモチーフの例。
チョーサーの中世後期の女性の役割への洞察・・
女性は社会的地位・職業によって識別されるのではなく、男性との関係によってのみ識別された。女性は、子供を産み、料理をし、 その他の「女性の仕事」しかできなかった、乙女、配偶者、または未亡人のいずれかであった。

次は、木星 を見ます。

べートーベンウィルス


今年の振り返り:韓国ドラマの『ベートーベン・ウィルス〜愛と情熱のシンフォニー〜』(2008)をこの8月にみました。(チャン・グンソク、キム・ミョンミン、いいね。)(笑)
ちなみに『冬のソナタ』(2002)を初めて見たのも一年前の8月。(ヨン様、チェ・ジウでした。)
かくの如く、遅れてきたMy韓流ドラマブームであったが、今年は、もういっぱしの通のレベルに到達!
始まりは、2019年の2月の「グッドドクター~名医の条件~」で、アメリカ版の配信がなかなか進まないので、そのもとになった韓国版を見て、次に「未生(ミセン)」を見て、ここで完璧にやられたのでありました。

そして今年のマイベストは「ハイバイ、ママ!」
泣かせてくれる映画が好きである。ノスタルジックで、あり得ないシチュエーションで、出てくる人がきれい‥


「韓国ドラマのすべてがわかる 2021」 880本が載っている。

ハイバイ!ママ


キム・テヒ (wikipedia) イ・ギュヒョン

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