2022年はウサギ(兎/卯 癸卯)年
ウサギの数え方は、一羽,二羽・・・だったのですね。
その理由は、ウサギの捉え方が、網を使う鳥と同じとか、肉の味が鳥と同じとか。→兎の話(井本英一)
パーダーボルン大聖堂(ドイツ)
Three hares三羽のウサギの窓( Dreihasenfenster )
また三位一体、すなわちと関連付けられて、三羽のウサギがモチーフとなることもあった。この場合、「三つが一つ、一つが三つ」を表すため、三角形もしくは三羽が連結した輪の形をとるのが一般的である。(wikipedia)
最も初期の出現は、隋王朝(6 ~ 7 世紀) の中国の石窟寺院
とあり、仏教のシンボルであったと?
⇒のちほど唐草図鑑にまとめたい。
三角形という事だが、エジプトの象形文字では、一般にウサギの歯が三角形で、野ウサギは基本的存在、存在概念を表すと、「イメージ・シンボル事典」(ド・フリース p312) にあり。
筑紫に、某(なにがし)の押領使(おうりょうし)など言う様なるものがありけるが、土大根を万(よろず)にいみじき薬とて、朝毎に二つづつ、焼きて食いけること、年久しくなりぬ。
有る時、この大根が二人の兵士(つわもの)になって、命を惜しまず闘って敵を押し返したというのを読んで、ユーモラスな変身譚に思えて、笑いました。江戸時代に「徒然草」を脚色した謡曲「土大根」になったという。(不明)
このあたりの解説で島内先生の話に武者小路実篤の野菜絵の話があった。栗(第40段、あの原稿用紙数枚の短い文の中で小林秀雄も取り上げている)、大根、豆(第69段)と取り出して並べてみると、どこか無邪気な愛らしさも感じると。
ちなみにその絵皿、家にもありました。(写真右の日用品で、まがい物かよくわからないが)
では、~また明日~~