2022アドベントカレンダー

20221220

兎のお守り

来たる2023年の干支の兎尽くし中です。

me殷周時代以来の墓から出土する3㎝ばかりの兎形の副葬品、玉兎は、腰にぶら下げるようにしてある佩玉であった、と井本英一著『十二支動物の話』にあり、兎の佩玉を検索していたら、『陳情令』の公式グッズが出てきました。
残念ながら、その他は何も出てきません。不明。

兎の佩玉


魏無羨&藍忘機主役カップルとご縁のある可愛いウサギの佩玉

陳情令月桂双兎手鏡 🐰うさぎモチーフ

干支守り

歌川芳虎「家内安全ヲ守 十二支之図」
太田記念美術館

兎鈴(土鈴)


佐賀県のごみ人形

干支の兎特集(ふるさとの兎玩具)
https://www.asahi-net.or.jp//gang_usagi.html

兎の後ろ脚

Rabbitsfoot

me兎は足が速く、最高速度時速80km/
普通に走っても時速40kmという、
イランでは類感呪術があったと、井本英一著『十二支動物の話』[瑞獣としての兎]「穀霊は動物の尾と血に宿る」

幸運を手にする呪(まじない)として兎の足を持ち歩く。 野兎の足首の骨は腹痛の妙薬になる(条件があるが)とフレイザー・
兎の足は極めて速いので、呪術性を持っていた。

me兎の後ろ脚であるが、「世界のラッキーアイテム77」 (大和田聡子著ダイヤモンド社2006年刊)を参考に、ラッキーアイテムとしてみていた。→advent/2009/

その後wikipediaにも項目ができていた、

ラビッツ・フットは不思議な力が宿るとされる“兎の後ろ足(足先)”を主体として、留め金を取り付け、携帯所持しやすいように加工したもの。
欧州大陸では一般的ではなく、中世以降のイギリスとイギリスから移住したピューリタンが作った国アメリカ(及びアメリカに隣接する近年のメキシコ)で著しく広まったもの。
1940‐1960年代に流行・

アーネスト・ヘミングウェイ(Ernest Miller Hemingway、1899‐1961)は、長年の間に擦り減って毛がなくなったラビッツ・フットをポケットに入れていた
ダニエル・キイス(Daniel Keyes、1927‐2014)『アルジャーノンに花束を』(1952)の中で、主人公チャーリー・ゴードンの持ち物として登場
エルヴィス・プレスリーのシングル『恋の大穴』(1958)では、ウサギの足をお守りとして手首に巻くというフレーズが登場する。

米映画ミッション:インポッシブル3(2006)では犯罪組織による生物兵器のコードネームとして扱われている。

徒然草の名句(191段)

「夜(よ)に入(い)りて、物の映(は)え、無し」と言ふ人、いと口惜し。万(よろづ)の物の綺羅・飾り・色節(ふし)も、夜のみこそめでたけれ。昼は、事削ぎ、およすげたる姿にても有りなん。夜は、煌(きら)らかに、華やかなる装束、いと良し。人の気色(けしき)も、夜の火影(ほかげ)ぞ、良きは良く、物言ひたる声も、暗くて聞きたる、用意ある、心憎にくし。匂ひも、ものの音(ね)も、ただ夜ぞ一際(ひときは)めでたき。

徒然草の名句(193段)

暗き人の、人を量(はか)りて、その智を知れりと思はん、更に当たるべからず。

己れが境界(きょうがい)にあらざる物をば、争ふべからず、是非(ぜひ)すべからず。

meいや、190段で、「妻というものこそ男のもつまじき物」、と言っているが、193段も人間嫌いっぽい段ですね。共感はできます。(笑)

では、また明日~~~

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