2023アドベントカレンダー

20231203

今年の科目の勉強法

1．テーマ１　感動詞「おお」 DX検討/LINE導入
2．テーマ２　中国史　古都　西安　洛陽　シルクロード
3．テーマ３　中国ドラマ【コウラン伝】 【将夜】

今年のテーマ(感動詞)

おお（哦　Oh！）

この11月26日(日)は、午後7時から2時間ほどマンション集会室でDX検討委員会がありました。奇しくも一年前の同日が、一回目の委員会が開かれた日でした。
哦，我知道了／「へぇ～そうなん？」

https://juri-china.com/(中国語の先生のサイト)によると、語尾につけると、「哦(オ)：可愛らしい印象」だそう。
いや、今年のテーマ「感動詞」、中国語の勉強というわけではありません、日本語が芯ですが・・
かなり課題のありそうな LINEの応答文から、テーマを考えました・・・
今やLINEは生活インフラレベルといわれます。DX検討委員会のマンション住民全体対象のLINE設定の件、設定試行を間もなく開始です。

中国史

2021年にとった放送大学の科目は、ヨーロッパの中世史だったのだが、「都市から見るヨーロッパ史」で、主役は都市であった。
その方向から中国史を見てみると、 やっぱり、古都から見てみたいと思う。

西安（西京）とは「西の首都」の意味である。「北京」、「南京」、「西京（長安、西安）」は、中国の内陸部にある洛陽からの方角をもとにしているという。

なぜ洛陽が基準なのか？

陝西省は歴史上、長い間「秦」と呼ばれてきました、とwikipediaにもあるように、秦の始皇帝は咸陽（現在の西安市咸陽地域）を首都として中国を統一し、陝西省は初めて統一王朝の首都となった、と。

その後、楚漢戦争に勝利した劉邦により、渭水を渡って咸陽南郊の長安（現在の西安市）を前漢王朝が築城し首都に定め、長安が繁栄していった。

漢延陵
渭城区（いじょう-く）: 陝西省咸陽市に位置する市街区 渭河の北岸

洛陽市（らくようし）は、河南省西部
中国史上、しばしば関中の長安と並んで中国王朝の首都となった。
黄河支流の渭水（周・秦）、汾水（晋）流域からの華北平原への出口に位置する洛陽は新石器時代より重要な遺跡が残されている。

中国古代の王朝では渭水流域の軍事力と結びついた「長安」と華北平原の経済力と結びついた「洛陽」が対になって首都機能を担う形が出来上がっていった。(wikipedia）

洛陽は、黄河文明の発生地であったという事、その後、後漢・三国魏・西晋・北魏・隋・後唐などにおいて都が置かれていという事から、中国本土の中心地としての重要性があり、方角の基準となったということですね。

今年のテーマ(中国ドラマ)

　

ただ今、二部までの視聴を終えたばかりの作品です。
ジャンルは、ファンタジー・武侠という事だが、新疆ウィグル自治区でクランクインした跡、中国とカザフスタンの国境に位置する、サリム湖、シルクロードを代表する奇観のヤルダン魔鬼城などで。6カ月に及ぶ壮大なロケを行なったという。（扶桑社ムックの解説より）

ヤルダン雅丹地貌・ウルホ魔鬼城 Devil's City

敦煌ヤルダン国家地質公園（wikipedia）
Desert landscape and rock formations in Dunhuang Yardang National Geopark

[シルクロード：実際に世界遺産リストに登録されているのは、まだごく一部である。]

「シルクロード:天山回廊の交易路網」
(世界遺産としての正式登録名は、Silk Roads: the Routes Network of Chang'an-Tianshan Corridor )
＊https://whc.unesco.org/
＊https://www.hankyu-travel.com/p
[紀元前2世紀頃、都長安（現在の西安）から西アジアやインドに達する交易路が開けました。]

　「送別」　　王維
下馬飮君酒，
馬を下りて君に酒を飲ましむ
問君何所之。　
君に問ふ「何の所へか之く」と
君言不得意，　
君は言ふ　「意を得ず
歸臥南山陲。　
帰りて南山の陲に臥す」と
但去莫復問，
「但去れ 復た問うこと莫からん
白雲無盡時。　
白雲　盡くる時無し」

漢詩も中国史に出てくる地名の勉強になる・・？
いや、王維のより有名な「渭城曲」だけれど、その名の城が、最近視聴の【将夜】にでてきて・・。

　　　　渭城曲（送元二使安西）
渭城朝雨浥輕塵，　
城の朝雨　軽塵を浥す
客舍青青柳色新。　
客舎青青　柳色新たなり
勸君更盡一杯酒，　
君に勧む　更に尽くせ　一杯の酒
西出陽關無故人。　
西のかた　陽関を出ずれば　故人無からん

王維(701?-761)
https://www.ginken.or.jp/の解説は一読の価値。
wikipediaの陽関解説にもある。

陽関より西には砂漠が広がる

始皇帝の母の話【コウラン伝】は2月に視聴しました。
呉謹言ウー・ジンイェン1990年生）主演作品で【瓔珞】に次いで見ました。

商鞅、呂不韋、 李斯 り し などなどの歴史人物が多数出てきたが、 wikipediaを見ると、李斯は、紀元前208年に、趙高により、五刑の末に腰斬の処せられたというので、(;^_^A
ともかく、「中国史」の中間テストで、ある名文を書いた人物（荀子）の弟子（韓非子は同門）は、始皇帝に仕え宰相になった、というのをミスりました。〈(笑)〉李斯の事でした・・・。 （wikipedia）

趙高は天下を私した悪臣の象徴として後世でも引き合いに出されている。
『平家物語』にも、以下のように真っ先に挙げられている。

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響き有り。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を顕す。
奢れる人も久しからず、只春の夜の夢の如し。
猛き者も終には亡ぬ、偏に風の前の塵に同じ。

遠く異朝を訪へば、秦の趙高、漢の王莽、梁の周異、唐の禄山、此れ等は皆、旧主先王の政にも随わず、楽を極め、諫をも思い入れず、天下の乱む事を悟らず、民間之愁る所を知ざりしかば、久しからず亡びし者どもなり。

近く本朝を窺うに、承平の将門、天慶の純友、康和の義親、平冶の信頼、奢れる心も、猛き事も、取々に 社 こそ 有りしかども、 親 まぢかく は六波羅之入道、前の太政大臣平朝臣清盛公と申せし人の消息、伝え承る 社 こそ 心も言も及ばれね。

おまけ(今日の言葉)

「断じて行えば鬼神もこれを避く」
(by 趙高）

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では、また明日~~~