2023アドベントカレンダー

20231212

今日のお題

1.テーマ1 感動詞「さて」
2.テーマ2 中国史 古代文明(新しめの史観)
3.テーマ3 中国ドラマ【鳳凰の飛翔】【楚喬伝】三字タイトル

今年のテーマ(感動詞)

さて

me「さて」は「ところで」同様の接続詞かと思っていました。それだけではないという・・。

《副詞「さ」+接続助詞「て」から》
weblio辞書(小学館「デジタル大辞泉」)
[感動詞] 次の行動に移るとき、自問したり相手に呼びかけたりする語。さあ。まあ。「—、どうしたものだろう」「—、そろそろ出かけようか」

me・・いうことで、「さて、そろそろ今日のアドベントカレンダーを始めようか」
本日は、 中国ドラマのタイトルには三字が多いなという事で、三字熟語の話。今年取った放送大学科目の中国史の方、現在は「四大文明」の「黄河文明」起源説は修正されているということを。

今年のテーマ(中国ドラマ)


【鳳凰の飛翔】 
(2018年70話)2023年5月視聴

meチェン・クンは凄い俳優ですね。
「美丈夫(びしょうぶ)」「立役者」


【楚喬伝〜いばらに咲く花〜】 
(2017年58話)2022年7月視聴

【有翡(ゆうひ) -Legend of Love-】 
(2021年51話)2023年8月視聴

meチャオ・リーインもすごい。
昨年は【楚喬伝】今年は、【有翡】をみることができた。
私のドラマの見方は、俳優さんの出演作を芋蔓式で見ていくことが多い・・
それが、中国の人口14億以上なので、その中からあらわれた俳優さんって、本当に 「綺羅星」であり、美しさ・カッコよさ・演技力、凄い。
※(中国の人口は「2022年に減少に転じ、 インドの人口が2023年に中国超え、中国は世界2位にJETRO)

ところで上の動画の冒頭、主演の二人の紹介で、【楚喬伝】と【陳情令】がでています・・

故事成語
三字熟語

me 中国ドラマのタイトルは3字(漢字三字)のものが多いな、と思って三字熟語についてみてみた。
一般に、故事や仏典に基づく慣用句を狭義の四字熟語と呼ぶが、漢籍はその出典の宝庫。
三字熟語も、たとえば 「風馬牛」の出典は、中国の歴史書『春秋左氏伝』という。
また、 「太公望」は周王朝の建国伝説の名将。黄河最大の支流「渭水(いすい)」で釣りをしていたところ、周の文王に見いだされたことから、釣り人を 「太公望」と呼ぶようになったという故事は有名だ。
その他、 「生兵法」 「日和見」?
「風雲児」 「麒麟児」等があるが、多くは二字熟語に一字プラスした造語法であるか・・
wikipedia には、
文の区切るところを誤る、いわゆる「ぎなた読み」のせいで三字熟語と誤解された、 例は、
「風雲、急を告げる」における「風雲急」、「忙中、閑有り」における「忙中閑」、「綺羅、星の如く」における「綺羅星」、という紹介があった。

meタイトルが三字の中国ドラマ
楚喬+伝 人名+伝
如懿+伝
双嬌+伝
双花+伝
秀麗+伝
鳳凰+伝
鳳舞+伝
紅蓮+伝
陳情+令
山河+令
禁婚+令
三国+志
青雲+志
長歌+行 この場合は人名+行 
明月+記
西遊+記 上陽+賦
琅琊+榜 瑯琊閣が毎年発表する様々なランキング
万華+楼 名前+α
聴雪+楼
両世+歓
玲瓏+姫
夢織+姫
暴風+眼
鬼吹+灯
六扇+門
鬼谷+子
君子+盟
夕月+花
玉陽+春
狼+殿下 一字+二字熟語
女+世子
剣+王朝
慶+余年
三+分野
蒼月華 ?
武則天
酔麗花
花千骨
鳳囚凰
(※名前を挙げたもの全てを見たわけではありません)

meそこに意味があるのかわからない・・、 単に多いという印象で、とりあえず挙げてみただけになった。・・
伝であり、記であり、令であり、盟であるのか・・

meブロマンスという言葉に偏見を持ち、 食わず嫌いで、 【陳情令】を今年まで見おえていなかった。
しかし、やっぱりほとんどの人が認めるものは良いものが多い。
続けて。肖 戦シャオ・ジャン主演の【斗羅大陸】も、6月に見ました。
しかしどうしても肌に合わないものがある。それは、【東宮】であった。途中で見ない自由((笑))・・・

今年のテーマ(中国史)
(新しめの史観)

me中国4000年という歴史は、黄河中流域が中心地となって王朝が誕生した時代から始まる.

ところで、
紀元前5000年から前3000年頃の中国の新石器文化は、黄河上・中流域の「黄河文明」が 世界四大文明、という事で教えられてきた(「黄河文明中心史観」)が、その後の研究では、新石器文化は多元的に発生されたという。
黄河中流、河南省の 仰韶 ヤンシャオ 文化(wikipedia)と同じころ、 長江下流、浙江省で 河姆渡 かぼと 文化(wikipedia)が発達し。東北の遼河上流では、 紅山 こうざん 文化が発展していたと。
wikipedia
※中国の新石器文化の一覧(wikipedia
今は、これらの文化が「中華文明」へと合流していったと理解されているという事だ。

以下のwikipedia年表、黄河流域にこだわっているけれど、下流域のところにあるのは長江文明だったりする。
不分明なので、年表としてはなお、仮だと思うが一応挙げます。

中国史年表  (以下 wikipedia引用)
紀元前8000年以前

玉蟾岩遺跡 仙人洞・吊桶環遺跡

7000
|
6000


彭頭山文化


6000
|
5000


湯家崗文化 城背渓文化

5000
|
4000
仰韶文化

馬家浜文化 河姆渡文化
4000
|
3000

大渓文化 崧沢文化

良渚文化
3000
|
2000
龍山文化 宝墩遺跡(龍馬古城) 屈家嶺文化
三星堆遺跡 石家河文化
2000
|
1000
二里頭文化?) 馬橋文化
二里頭文化

二里岡文化遷都前) 二里岡文化

殷遷都後 呉城文化 湖熟文化

1000以降 巴蜀

me放送大学は、コロナ以後、WEBのお付き合いのみで、新しい学生証とか受け取っておらず、図書館にも行っていない。でも、基礎知識のブランクバースを埋める感じで、興味にしたがって これからもなお続ける予定。
来年は「歴史の中の人間」という科目どうかな;・・・ 中国の正史は「列伝体」で書かれるというが、そういう感じ?(wikipediaでは「紀伝体」という)
『プルターク英雄伝』など思い出します。

meはなしを中国に戻すと。老子と荘子をまとめて「老荘」と称すが、固有名詞をまったく使わない『老子』と違って『荘子』の中には実在の人物のエピソードが数多く含まれていて、列伝体の方であると。
※荘子(そうし、紀元前369年頃 - 紀元前286年頃)は、中国戦国時代の思想家で、『荘子』(そうじ)の著者とされ、また道教の始祖の一人とされる人物(wikipedia

おまけ(今日の言葉)

me以下は昨年のページからの再掲です。昨年取った放送大学「徒然草」の世界からもう一度。
徒然草の名句(112段)いやぁ(^-^; 

人間の儀式、いづれの事か、去り難からぬ。世俗の黙(もだ)し難きに従いて、これを必ずとせば、願いも多く、身も苦しく、心の暇(いとま)もなく、一生は雑事の小節に障(さ)えられて、空しく暮れなん 。
日、暮れ、道、遠し。我が生(しょう)、既に蹉跎(さだ)たり。諸縁を放下(ほうげ)すべき時なり。

2023年12月13日
猫トナカイ

では、また明日~~~

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