黒猫を考えます。
ギリシアでは黒猫には魔力があると信じられ、黒猫の死骸を焼いた灰を畑にまくと、作物がさまざまな害から守られるとされた。
ケルト人の間では、猫は邪悪な力の象徴であり、しばしば生贄にされたが、
北欧神話では、猫は女神フレイヤの車を引く動物であった。
出典:図説 世界シンボル事典(ハンス・ビーダーマン)p304八坂書房
欧米では、かつては不吉の象徴とする迷信があり、魔女狩り等によって黒猫が殺されることがあった。たとえばベルギー・ウェスト=フランデレン州の町イーペルでは「猫の水曜日」に時計台から黒猫を投げ殺す行事を19世紀初頭まで行なっていたという。その傾向は現在も続いており、特にイタリアで顕著だという。イタリアでは、黒猫というだけで年間6万匹もの猫が迷信を信じる市民によって殺害されており、動物愛護団体が署名を募るなどしている[2]。他の欧米諸国でも黒猫は不吉な動物とされる場合があり、黒猫をまたぐと不幸がおこる、十三日の金曜日に黒猫を見ると不幸がおこるという迷信が一部で語られている。
「猫の水曜日」は・・?猫は魔女の( 家僕・・ではない、) 下僕霊とみなされた。サバトに出かける魔女たちは、しばし黒猫にまたがった姿でイメージされた。民間信仰では、黒猫は今日でも凶事の象徴とみなされている
「イメージ・シンボル事典」(アト・ド・フリース 1974)ネコの色 英国では黒ネコは幸運を表し、白ネコは不吉を表す(白は幽霊の色) 黒ネコが入ってきたり、船に乗り込んだ時はよい前兆である 中世では、魔女の使い魔であることから、魔女とサタンはネコの姿をとった
「神話・伝承事典」(バーバラ・ウォーカー1988)魔女と最も関連があるとされる動物は、フクロウ、コウモリ、オオカミもさることながら、それはネコであった。 中世ではネコは9回生まれ変わると信じられていたが、それは、エジプトの九柱神の話に発したと思われる。 魔女はその生涯において9回猫の姿になることができるとしばしば言われた。
1387年、ロンバルディアの魔女たちは、ネコの悪魔を崇拝されている、と言われた。そのためキリスト教徒たちは、ときに魔女と猫を拷問にかけ、焼き殺した。例えば、洗礼者ヨハネの祝日、復活際、聖灰水曜日の前日の火曜日、といった祝日には、猫を柳の小枝で作ったかごに入れて焼き殺すのが習慣であった。
※灰の水曜日 (Aschermittwoch)猫は九つの魂を持ち、9度生まれ変わることができるのだと信じられていた。 「月に関する儀式・信仰が公式に放棄され、魔術のレヴェルに追いやられると、かっては月の女神ボイペーが輝いていた暗い夜の象徴であった黒ネコも、魔術師たちのごく普通の随伴者となった」デュシソワの言葉 猫は何世紀もの間、迫害され、ある特定の祭日特に聖ヨハネの祝日には生きたまま焼き殺されていた
キリスト教徒たちは猫を白眼し、あらゆる魔術の元凶であるとしていた。
猫は民間信仰において早くから魔術と結びつけられていた。「かっては月の女神ポイベーが輝いていた暗い夜の象徴であった黒猫も、魔術師たちの随伴者となった。」
ピカルディー地方では、
魔女のサバトが開かれる場所は猫穴と呼ばれていた。
猫は何世紀もの間、迫害され●定の祭日、特にヨハネの祝日には生きたまま焼き殺されていた。
出典:動物シンボル事典(J・p・クレベール)p.264大修館書店
ケルト人のケットシー
探索中
■『ウィキペディア(Wikipedia)』キャロルローズ著「世界の妖精妖怪事典」?原書房
■剣と魔法の博物館 〜モンスター編〜犬ほどの大きさの黒猫で,胸の部分に白い斑がある
今は…ゲームの世界の有名モンスターでしたか(^^;
See's candies(→サンフランシスコみやげとして、人気)
ハロウィーンにはクロネコ…黒猫考はまた明日
NEWS!広島美術館のゴッホの絵の黒猫
※その他の関連ページ
http://www.nekomegami.com/advent/2004/041210.html