ロバート・ブラウニング  (『海潮音』)

言葉言葉言葉:猫頭のノート 花冠

 『海潮音』

 

『海潮音』(1905)明治38年刊


『海潮音』では、エミイル・ヴェルハアレン(※Wikipedia)の詩が一番多く6編取り上げられているのだが、ロバート・ブラウニングがついで多い(5編)・「春の朝(はるのあした)」は確かに私にも暗誦できる詩であった。

時は春、
日は朝(あした)
朝は七時(しちじ)
片岡(かたをか)に露みちて、
揚雲雀(あげひばり)なのりいで、
蝸牛(かたつむり)枝に這ひ、
神、そらに知ろしめす。
すべて世は事も無し。


ロセティテニスン

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