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「出会って14行のくどき文句でキスするには?」 というのが 河合祥一郎さんの「『ロミオとジュリエット』恋に落おちる演劇術」の 3番目のテーマでした。 おもしろい。 そのテクニックとは、 「ソネット形式の美しい詩を歌うことだった」 ソネットの押韻(ライム)=abab cdcd efef gg と表記する。 一番大切なところで、わざとリズムをハズしてみせる。 基本リズムは弱強5歩格(アイアンビック・ペンタミター) それを O, then, dear saint, let lips do what hands do; 行末が弱で終わる=女性行末(フェミニン・エンディング) 悩み、嘆き、穏やかさなどを序表現するために使われる。 そのあと、「動かないで」(move not)と強く決めつける感じになっている。 Then move not, while my prayer's effect I take. 「やさしくしておいて、急き立て、最後に有無を言わせない」 これぞテクニックだそうだ あはは(^o^;) なお、 ジュリエットはロミオを「巡礼さん」と呼ぶが、 「巡礼には恋人という意味がある」と言う… |
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ジュリエットの家とよばれるいもの@イタリア |
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ユネスコ世界遺産 http://www2t.biglobe.ne.jp/~provence/main-gate/voyage4/verona.html http://www.fujiso.com/ve01hp/ve01.html http://illy23.exblog.jp/i14 |
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