2004/12/8

紬 青



こんなサイトがありました
1) BLUE HEAVEN
マリアの青・イヴクラインの青・セザンヌの青
・・・フェルメールの青。
http://www.icnet.ne.jp/~take/m.htm
上野、国立西洋美術館の常設展にある、カルロ・ドルチ作
「悲しみの聖母」が紹介されていました


2) お母さんが作った子供のための美術全集だそうだ
http://www.ne.jp/asahi/conago/nimravus/vus2/warai.html
全国学校図書館協議会選定図書   日本図書協会選定

3) The Fine Art WebRing of Japan 大人は……ここからの美の探検が愉しいかも



Colour Schemes for the Flower Garden

色については前にこちらでちょっとやりました
図説世界シンボル事典は、青から始まっています。
あとで持ってきましょう
先日は、シーザー(カエサル)のマントの紫色でしたが……
聖母のマントは青……


青の美術史isの本 小林 康夫 (著) ポーラ文化研究所1999年10月刊
目次

第1章 -- 夢見る色――青
青の旅・夢の旅 青の発見の世紀 青=天空の色、赤=大地の色
第2章 -- オリエンタルな青
青の不在 「海の彼方の」青と金 「人間の色」と「天の王国の色」
第3章 -- 聖母マリアの青いマント
「海」の響き マリアの赤い着衣と青いマント 赤の<受胎告知>と青の<受胎告知>
第4章 -- ジョットの青の方へ
青の画家 東方の聖なる青 シャルトルの青 聖なるものの出現
第5章 -- 「フェルメールの青」と「シャルダン青」
登録された青 光に内在する『青』の発見 正確・感情を伝える「青」
第6章 -- 麗しい青のなかで――生死をつなぐ神秘
彼方の空の「青」 ロマンティック・ブルー 呪われた運命の徴
第7章 -- 欲望の軽やかな戯れ――空色のコルセット
印象派の光と青 欲望の戯れ 浮世絵の「ブルー革命」
第8章 -- 自然の根源へ――奥行きの青
セザンヌの青、包む青 感覚的かつ知的な青
第9章 -- 色彩の世紀――マチスとピカソ
「感情」の表現の場 きょくげんな的ナ「生」のブルー オルフェウスの青 二つの「極」
第10章 -- Poles and Balls――サム・フランシスとジャクスン・ポロック
光の充溢と無限の空間 Depths is all アメリカの青 「ブルー・ボールズ」の青の刻印
悪魔的な青いボールのパラダイス
第11章 -- 地球は青かった――宇宙青とIKB
空の向こう側に行くこと 「青」の水浴 「深い青」から「深い無」へ
宇宙で開かれたクラインの展覧会
第12章 -- アナザー・ワールド――限りなきものを夢見る魂の輝き
「青」の分散 「表象」から「装置」へ 「はじまり」を追思すること
昼の生と夜の死の間の「青の刻」 限りなきもの
終章 - 青の旅の果て
超越と自由


「青の美術史」は、ある部分に関しては、ほとんど
ラピス・ラズリの歴史でもあります。
この鉱石は人類の青の経験にとって決定的な役割を果たしてきた。
他に、藍銅鉱(アズライト 和名「岩群青」)
ラテン語Lapis(岩) ペルシア語lazuli(空)の合成語
=天空の石
さて、音符字連想は
猫苗笛描錨油由宙ときて、今日は、紬
イメージの一部は青い色

連想としては、こんな感じでしょうか??
http://www.jesus-web.org/kids/b_story/b_story.htm
丁寧につむがれたような、
藤城清治の影絵聖画


BACKHOMENEXT