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「パンテオン」

天界の諸神

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主に、呉茂一の「ギリシア神話」(新潮文庫)、カール・ケレーニー「ギリシアの神話-神々の時代」(中公文庫)を参照して、ゼウス・ヘーラー以下、ギリシアの神々を見てみます。

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冥界・水域他の諸神

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デーメーテールやプルートン、ポセイドーン・・ 

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「老女神」

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12神の他の神々とは・・
モイライを「老女神」と呉茂一・・ムーサやモイライ

ティターン

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アトラスやプロメティウス・・

『ギリシア神話』 呉 茂一 

新装版1994– 新潮文庫2007 【目次】
第一章 オリュンポス以前の世界
第一節 天地生成と世界の始め
一、ギリシア神話の成り立ち
二、大地ガイアの子たち、ティーターンと「夜」の子たち/ネーレウスと「海」ポントスの裔
三、クロノスの叛逆とその統治/アプロディーテーの誕生/クロノスの子たち、ティーターンとの戦い
第二節 ティーターンの一族
一、黄金時代、オーケアノス(大洋神)とその娘たち/プロメーテウス兄弟/アトラースの娘たちと昴星の由来
二、太陽神へ―リオスとパエトーンの物語/月の女神セレーネーと暁の女神エーオース
第三節 プロメーテウスと人間の始まり
一、人類の起源と「地生人」/人間の五世代
二、プロメーテウス、人間に火を与えること/文化の始まり、プロメーテウスの処罰
第四節 女の創造と大洪水
一、パンドーラーの手筐『/縛られているプロメーテウス』
二、デウカリオーンの大洪水/石から生れた人間とイオーンの物語
第五節 巨人族ギガンテスとの戦い
一、巨人・ギガンテスとプレグラーの戦い
二、怪物テューポーン/恐るべき子らオートスとエピアルテース
第二章 オリュンポスの神々(一)
第一節 ゼウス大神
一、至高神ゼウス、ゼウスの職能と祭典/オリュンピア競技とドードーネーの社殿
二、ゼウスの配偶と家族/ザグレウスの一生、レーダーと双子神
三、ゼウスの幼時、牡山羊アマルティア/クーレーテスと神人ダクテュロイ
四、オリュンピアの社と祭とについて
第二節 女神ヘーラー
一、神妃ヘーラーと「聖婚」 二、その職能、お産と寡婦との守護神/お産の神エイレイテュイアと青春ヘーベー
第三節 女神アテーナ―
一、都城の守護神、エレクテウス王とケクロプスの娘たち
二、職能と祭儀、「処女神宮」/アテーナ―の梟/少女アラクネーの物語
第四節 アポローン神
一、母神レート―の由来、銀弓神、防疫と予言との神
二、デルポイと「ピューティア」、デーロス、その他の聖地
三、ヒュアキントスとカルネイアの祭/極北人の伝説、医療の神パイエーオーン
四、アスクレーピオスの伝説/馬人ケイローンとアドメートス
五、ダフネ―の物語/キュパリッソス
六、ヒュアキントスの物語/キュプロス王キニュラース
七、マルペーッサの物語その他/マルシュアースの笛
第五節 女神アルテミス
一、カリスト―の伝説、大熊星座の由来/野山の女神、エペソスのアルテミス
二、童貞ヒッポリュトスの物語、ブリトマルティス/ヘカテー/王女イーピゲネイア
第六節 アプロディーテー
一、女神の生誕、その由来「/春の女神」とコリントスの遊女
二、美少女アドーニスの物語/ズミュルナの恋/キニュラースとパエトーン
アンキーセースの物語、パリスとヘレネ―/典雅の神女カリテスとホーライ
第七節 愛神エロースについて
一、エロースの由来、「アンテロース」
二、『愛とこころ』/ピレータースの教訓
第八節 ヘルメースとその眷属
一、その職能や風態/牛盗みの話
二、牝牛になった少女イーオー「/亡魂の案内者」と民間説話
三、カベイロイ神、牧神パーン『/ダフニスとクロエー』/半陰陽/サルマキスの泉のニンフとプリアーポス神
第九節 その他の神々
一、武神アーレス、ローマのマールス
二、アーレスとその眷属/争いの女神エリス、ミニュアースの一族
三、鍛冶の神ヘーパイストス/単眼鬼キュクロープス、ウォルカーヌス
四、女神ヘスティア―、ウェスタ
五、芸神ムーサイについて/楽人オルペウスとエウリュディケ―
第三章 オリュンポスの神々(二)
第一節 女神デーメーテールとコレー
一、穀神デーメーテール(ケレース)エレウシースの秘儀『/ペルセポネーの誘拐』
二、幼児デーモポーン、レバディアの鵞鳥/アスカラボス少年とトリプトレモス
三、イーアシオーンとエリュシクトーンの話/牝馬としての女神
第二節 ディオニューソス神とその眷属
一、「ゼウスの子」、女神セメロー/カドモスの娘セメレー/リュコエルゴスの伝説
二、テーバイ王ペンテウスの伝説/プロイトスの娘たちとメランプース/海豚になった海賊
三、王女アリアドネ―との恋/神人イーカリオスとエーリゴネ―の死
四、ディオニューソスと演劇/バッコスおよびBacchai/ザグレウスの物語
五、サテュロスとシーレーノス/ミダース王の物語
六、牧神パーンについて/ニンフ・シューリンクス(笙)とピテュス(松)/木精エーコーの物語/パーンの予言と死
七、大母神キュベレーとコリュバンテス/アッティスの物語、サバジオス神
第三節 地下の神々
一、プルートーン、ディース(ハーデース)/神妃ペルセポネーと番犬ケルベロス
二、冥界の河々、渡守カローン/判官ミーノースたち
三、奈落タルタロスの住人たち/極楽/エーリュシオンと幸福の島
四、女神ヘカテー、死と眠りの神々
五、復讐の女神エリーニュース
第四節 水域の神々
一、ポセイドーンと馬、パンイオーニア祭/妃アンピトリーテー、トリートーン
二、キーオネーの物語、テューローの物語/メラニッペー、アロペーとその子
三、巨人アローアダイ、オーリーオーン星座の由来/メドゥーサと天馬ペーガソス
四、河の神々と「海原」ポントス/ネーレウスの娘ネーレイデス/アキスとガラテイアの物語
五、虹の女神イーリス、怪鳥ハルピュイアイ/ピーネウス王の物語、ポルキュースとケートー
六、海の老人プローテウス/カストールとポリュデウケース、レウコテアー/海坊主グラウコスとスキュラの物語、セイレーネス
第四章 諸王家の伝説
第一節 アイオロスの一族
一、へレーンの子孫、テューローの物語/予言者メランプースの物語
二、アドメートスとアルケースティス
三、アタマースの子たち/金毛の牡羊/シーシュポスの悪知恵、アウトリュコスとグラウコス
四、英雄ベレロポーンの伝説/英雄サルペードーン/テュンダレオースの娘たち
五、エンデュミオーンの物語/マルペーッサの婿えらび/英雄メレアグロスの功業/大猪狩、アタランテ―の物語
六、プローテシラーオス、死を越える愛の物語
七、義人アイアコスとその一族/ぺーレウスとテティスの婚礼/アイアースの物語/アステュダメイアの邪恋
第二節 タンタロスの一族
一、タンタロスの驕りと処罰/ペロプスと王女ヒッポダメイア/アトレウスとテュエステース、復讐の饗宴
二、アガメムノーンの説話、王女エーレクトラー、オレステースとイーピゲネイア


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呉 茂一(くれ しげいち、1897- 1977)
新潮文庫2007 著者紹介(「BOOK」データベースより)
東京生れ。東京大学英文科卒業後、オクスフォード大、ウィーン大に学ぶ。「思想」に発表したギリシア・ローマ文学に関する随想と『ギリシア抒情詩選』の訳業で、西洋古典学者としての地歩を定めた。東大、名大教授のほか、在ローマ日本文化会館の初代館長として日伊文化の交流に尽した。主な訳書に、『イーリアス』『オデュッセイア』『アガメムノーン』などがある。