2003/12/19
「翼」 これが、実は中学生の時 編集していた
生徒会雑誌の名前だったりする
アドベントカレンダーも19日目、残りわずかになってきました。

竜頭蛇尾っていうけど、私のへぼ論考はいつもどちらかというと、
竜頭蛇体で、尾は小型のサラマンダー型(??)ですが
今回の24日間のパターンは、
猫頭から人間の体、最後に有翼となる・・( ̄^ ̄)!
ということでやっちょリます// 意味不明~(^◇^)/
ではもう少し・・
angelbutterfly
エイク
1432Eyck, Jan van
"暗黒の"中世の祭壇画byエイク
Oil on panel, Each panel 146.2 x 51.4 cm
; Cathedral of St Bavo, Ghent
クリックするとWebMuseumで全体が見られます
天使の合唱“バラよ、すばらしきもの
(ゲーテの”ファウスト”第2部より)  
“時よとまれ!お前はいかにも美しい!”という

約束の言葉を口にした
ファウストはついに息絶えます。
約束どおりメフィストーフェレスは、
ファウストの魂を地獄へと持っていこうとします。
ファウストの体から魂が抜け出すのを待っていると、
天上から天使達の合唱が聞こえてきます。

天使達はバラの花を撒きながら、ファウストの魂を救いにきたのです。
メフィストーフェレスは散々悪態をつきますが、
ファウストの魂は無事、天上へと運ばれていきます。






ゲーテの“ファウスト”第2部のクライマックス

1849年 リスト
“ファウスト交響曲”最終楽章の合唱曲
ハープ(またはピアノ)伴奏の、混声合唱
Chor der Engel(Goethe:Faust,Part 2)


手塚富雄訳で Johann Wolfgang Goetheゲーテの
「悲劇第二部 ファウスト」が刊行されてから
(中公文庫(全三冊)1974)
もう30年近くになるのですか・・(^-^;))

そうはいうものの執筆自体が
ゲーテの生涯にわたっていたのでしたから、
もう一度読もうと思う本に挙げたい・・・


http://www.faust.cc/faust-jp/history/
1772 (23) 「原ファウスト」の執筆開始
1808 (59) 悲劇第一部Faust Der Tragodie Erster Teil.
1832 (83) 死去。悲劇第二部の公表 Der Tragodie Zweiter Teil





バラと懐中時計





ゲーテ


Johann Wolfgang von Goethe,
painted with oil by Friedrich Durck
1828 Weimar, Goethe-Nationalmuseum
中学時代 芥川龍之介に入れ込んでいて

「永遠に母なるもの」という言葉はこの人に教わったのだ

WEB散歩したら
木村直司(もと上智大Japanese-top.htmドイツ語圏文化研究所長)さんが
こういうことをかかれておられた
ゲーテと日本人のメンタリティーの間に見出される親和性は、
ほぼ次の諸点に要約されるように思われる。
1)芸術的な生き方、
2)人間的な宗教性、
3)弁証法的思考、
4)調和への傾き、
5)世界内在性、
6)教養主義。

http://www.musikverlag-carl.de/Werknummern/g-018.htm
http://www.uni-potsdam.de/over/homegd.htm
http://www.asahi-net.or.jp/~nj8f-tkmt/works_scular_choral.htm


なるほど・・・?!

私のページへのリンク
ゲーテのファウスト


(おドイツ文学)
ゲーテの一冊はこれだとして
あとはなんであるのかな~~

(おフランス)
ロマン・ロラン
「ジャンク・クリストフ」かな

・・ちがう・・バルザックか・・・

(おイギリス)
シェークスピア!!

(イラク ?イラン?)
アラビアン・ナイト

(お中国)
詩経

(お日本)
小林秀雄

《おまけ》

DER ENGEL
エンジェルの名画がいろいろ見られるドイツのサイト
「西東詩集(1819~20年刊)」に記されている
「ギンゴビローバ」の詩


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