第7章 水の女王ー<鳥女神>と<蛇女神>
図66 鳥女神の顔と流水の表現。後期ククテニ文化の壺。
西ウクライナ、トマシェフカおよびスタラヤ・ブダ遺跡出土。前4千年期前半
図67 鳥女神もしくは蛇女神 の眼と流水の表現。後期ククテニ文化。
西ウクライナ、スタラジャ・ブダ遺跡出土
図68 鳥女神の眼、嘴、宇宙卵の表現。後期ククテニ文化の壺。
西ウクライナ、シピンツィ出土 。前4千年紀初頭。
図69 鳥女神の眼と直線的文様(降雨?)の表現。基台付き祭器。中央バルカン新石器時代、マケドニア 、アンザⅢ。前5500年ごろ。
図70 眼と蛇もしくは降雨の表現。テッサリア、ツァングリ出土。新石器時代後期、前6千年紀中葉
ほとんどの印章に直線や波状線やジグザグが刻まれている
図71 おそらく雨を象徴すつ装飾的モティーフ。赤地に黒色で絵つけ。後期スタルチェヴォ文化。ユーロスラヴィア北部。前5500年頃。
図72 粘土製印章。ジグザグと平行線の線刻。スタルチェヴォ及びカラノヴォ文化。
図73 動物型の壺。斜線(流れ落ちる雨?)の表現。初期ヴィンチャ文化。ルーマニア西部、ティミショアラ地方、パルチャ出土。前5000年頃。
図74 半人半獣の顔をかたどった土器の壺。尖った鼻、押しつぶされた口(水源?)、文様の線刻。ニシュ近郊、マルチャ出土。初期ヴィンチャ文化。前6千年紀後期。
図75・76 逆V字文と十字・・3本線、鋸歯文のあるトルソ・・ マケドニア、シタグロイⅢ。前4千年紀。
図77 鳥女神の頭部。尖った嘴と菱型の眼。マケドニア・バイル出土。初期ヴィンチャ文化。前5300~5100年頃
図78 鳥頭の頭。たすきと鋸歯文で構成された表意文字の線刻。ヴィンチャ遺跡出土。前5000年頃。
図79 双頭の台(スタンド)。たすきと鋸歯文の線刻。ユーゴスラビア南東部。ツルノカラチカ・バラ。前6千年紀後期。
図80 テラコッタの印章。<鳥女神>の表意文字(たすきと鋸歯文)。ユーゴスラヴィア南部、プリシュテイナ近郊、プレディオニツァ。初期ヴィンチャ文化。前6千年紀
図81 <鳥女神>の象徴があらわされた蓋。ルーマニア西部、パルツァ。前6千年紀末。
写真77~94
図82 <鳥女神>の仮面。テラコッタ。タイ文と平行線による装飾。ユーゴスラビア北東部、ポトポラニュ。古典ヴィンチャ文化。前5千年紀。
図83 初期ヴィンチャ文化の小像。トルソ上部。胴体と顔(仮面)に大きな雷文の線刻。ユーゴスラヴィア北東部、ヴルシャツ、ポトポラニュ。
図84 水鳥の小像。雷文、V字文の装飾。首と尾の部分に孔。ヴィンチャ遺跡出土。古典ヴィンチャ文化。
図85 図式化された小像。雷文と鋸歯文。顔に仮面、頭部にとんがり帽子。トランシルヴァニア、トルダシュ遺跡。初期ヴィンチャ文化。
図86 小像の下部。前面に雷文の刻印。ベオグラード近郊、アギノ・バルド遺跡。ヴィンチャ文化
図87 テラコッタ像の下部。玉座の女神をかたどったもの。玉座の両脇に雷文の線刻。ヴィンチャ遺跡出土。古典ヴィンチャ文化。
写真95~110
図88 動物をかたどった蓋。(下部は破損)。雷文、鋸歯文、平行線の線刻。ルーマニア中央部、アーイウド。
図89 楕円形粘土板。雷文、鋸歯文、弧の刻印。ベオグラード近郊、バニツァ遺跡。初期ヴィンチャ文化
図90 迷路文様のある粘土板。ピュロス。前1200年ごろ。
図91 雷文で装飾された神殿模型。ルーマニア南西部、ヴェダストラ。前5千年紀前半。
図92 雷文、人像などの壺の装飾。こげ茶色と白色による着彩で装飾。ルーマニア北東部、トラヤン。古典ククテニ文化。前4000年頃。