ぺルセポネ(コレ)


ペルセポネは、「冥界の神ハデスの妻。ゼウスと豊饒神デメテルの娘。コレー(少女)とも称される」(『神の文化史事典』(松村一男著白水社2013)


Pinax of Persephone and Hades from Locri Epizephiri
イタリアのロクリスのピナックス:王座に座るペルセポネとハデス

ぺルセポネとハデス:小麦の穂と 鶏と??
wikipediaより the Museo Nazionale Archeologico
at Reggio Di Calabria in Italy

ペルセポネの別名、コレー (Kore)、
ローマ神話のケレス (Ceres)

ペルセポネは、「冥界の神ハデスの妻。ゼウスと豊饒神デメテルの娘。コレー(少女)とも称される」(『神の文化史事典』(松村一男著白水社2013)

デメーテル

Eleusinian hydria Antikensammlung Berlin 1984.46 n2
Demeter and Metanira. Detail of the belly of an Apulian red-figure hydria, ca. 340 BC.
カール・ケレーニ―の『神話学入門』(✳)に、

古典古代世界においては、三つの身体を持つ女神ヘカテーが三つに分けられた世界(天空・大地・冥府)を支配する

ギリシアのいたるところに一人三役の女神たちが登場するが、一男性神が付け加わりさえすれば彼女たちは四者一体となる。

大女神もゼウスとの関係となると、
母(レアー)であり、妻(デーメーテール)であり、娘(ペルセポネー)であるという風に三重である。

神話の物語るところではデメーテルが母で、ペルセポネはその娘になるわけだが・・
よくできた物語。

デーメーテール
ギリシア神話に登場する女神:豊穣神であり、穀物の栽培を人間に教えた神
ケレース
ローマ神話に登場する女神、豊穣神、地母神、地下神。(wikipedia)

ケレース


Pannonio,Michele Ceres Enthroned, Budapest, Hungary
小麦の穂を編んで頭飾りのリースにしているようだ・・
ケレスだが白いユリが?そしてブドウやリンゴ?


左手にト―チ、右手にコルヌコピア

Harvest Wreath with Hungarian tricolour
麦の収穫の恐ろしいお祭りの
http://www.licares.org/Potpourri/Ceres/Ceres.htm
セレスは、笏や農業のツール片手に、花、果物、または他の穀物のバスケットを持って描かれている。彼女はまた、トウモロコシの穂で作られた花輪を着用することもある

Demeter (Ceres) Modern Word: Cereal This can be derived from the Roman goddess Ceres, goddess of agriculture/wheat/grain, which is the equivalent of the Greek goddess Demeter.
http://rel205.wikispaces.com/Demeter
http://195.176.180.15:82/medina/courses/cm0910
豊穣の角を抱えるケレスと二人のニンフ Ceres and Two Nymphs with a Cornucopia ピーテル・パウル・リュベンス 油彩、パネル、30.9×24.4cm(Oil on panel 30.9×24.4cm) 1627-28年?(1627-28?) ダリッチ美術館(Dulwich Picture Gallery)  1636年の古い記録では、絵の主題はケレスとされているが、その根拠はなく、おそらくここには、古代ギリシア神話の理想郷アルカディアの住人であるニンフが描かれているのであろう。彼女たちは、古代黄金時代における自然の豊かさと幸せなる怠惰な生活を象徴する豊穣の角(コルヌコピア)を飾りつけているところである
http://greek-mythology.jimdo.com/
http://etc.usf.edu/clipart/

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